ハーレーに乗るために必要な3つのもの【免許・お金・体格】

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「いつかはハーレー」

バイクに乗っていてもいなくても、そう思わせる不思議な魅力があるバイクです。

ところでハーレーに乗るためには何が必要なのでしょうか?

いちばんの心配事はお金だと思います。

  • 免許を取るにしても……
  • 車体を買うにしても……
  • 維持費にしても……

ハーレーに乗るのにどのくらいお金が必要か考えてしまいますよね。

他にも、あの大きな車体を操れるか?なんて不安もありますよね。

本記事では、そんな疑問を解決すべくハーレーに乗るために必要なことを解説していきます。

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ハーレーに乗るのに大型二輪は必要ではない

これまでハーレーに乗るためには大型自動二輪免許が必要でした。

ところが2023年、普通自動二輪免許で乗れるハーレーが発売されました。

そんなわけで、現在ハーレーに乗るのに必ずしも大型二輪は必要ではないんです。

400cc以下のハーレー

これまでの「ハーレー=大型」のイメージを覆すX350の出現は大きな話題になりました。

X350は353ccのエンジンを搭載した正真正銘、普通自動二輪免許で乗れるハーレーです。

たしかに普通自動二輪免許でハーレーは乗れるようになりました。

とはいえ、20種類以上のラインナップがあるハーレーの中で400ccを切るモデルはX350のみ。

ちょっと寂しいですよね。

二律背反になってしまいますがハーレーに乗るのには、大型免許は取得しておきたいところです。

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大型二輪免許取得にかかる費用と日数の目安

大型二輪免許取得の取得方法は3つです。

  • 教習所
  • 免許合宿
  • 一発試験

余談ですが筆者は大型免許を持っていないのにハーレーを買ってしまいました。(無計画)

いわば「おあずけ」の状態で教習所に通うのはなかなかのストレスでした。

教習所に通って取得

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所持免許学科技能日数費用
なし・原付免許26時間36時間2ヵ月~4ヵ月約35万円
普通免許(自動車)1時間31時間2~3ヵ月約25万円
普通二輪免許不要12時間約1ヵ月約15万円

いちばん気軽な方法です。

取得までに時間はかかりますが、スケジュールの調整が容易で自分のペースで教習所に通えます。

不定期でハーレー社が開催している免許取得キャンペーンを利用するのもオススメですよ。

免許合宿で取得

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所持免許学科技能最低日数費用
なし・原付免許26時間36時間16日約30万円
普通免許(自動車)1時間31時間14日約20万円
普通二輪免許不要12時間6日約15万円

完全に拘束されてしまいますが短期間で免許取得が出来るので、スケジュールの調整されつけば最も合理的な方法だと思います。

こちらも時期によっては割引キャンペーンを開催しているので、利用してみてはいかがでしょうか?

免許センターで一発試験を受ける

すでに普通二輪免許を取得されている方は、免許センターで一発試験(限定解除)を受ける選択肢もあります。

試験の費用は5000円ほどなので財布には優しいですが、以下の理由からあまりオススメしません。

  • 受験できる場所が各都道府県の免許センターのみ
  • 教習車と普段乗っているバイクは操作性が異なる
  • 練習無しの状態で試験コースを走行する

なお筆者の周りで一発試験に一発で受かった人はいません。

合格したら別途、免許証交付料と取得時講習受講料が必要となります。(約20000円)

ハーレーに乗る予算はいくら必要か

ハーレーは多数のモデルが揃います。

新車価格でいちばん安価なのは冒頭で紹介したX350。

699,800円から購入できます。

以下の人気の4つのシリーズとなると、予算は150万円くらいは準備したいところです。

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スポーツスターダイナソフテイルツアラー
予算150万円予算200万円予算250万円予算300万円

スポーツスターモデル

新車価格

現行モデルは水冷式のナイトスターが1,888,800円~購入できます。

中古車の予算

大雑把に分けるとスポーツスターは3種類に分かれます。

  • 空冷883cc
  • 空冷1200cc
  • 水冷モデル(現行)

いずれのモデルを狙うにしても予算が150万円くらいあると選択肢が増えます。

実際のところ100万円以下で販売されている車体も出回っていますが、状態の良い車体を購入するのは難しいと言えます。

昔は無地のパパサン(883ccモデル)が88万3000円で販売されていたのが信じられませんね。

ダイナモデル

ダイナモデルは2017年モデルで生産終了となっています。

残念ながら選択肢は中古車のみです。

現在ダイナモデルは生産終了も相まって中古車相場も上昇傾向なので、予算は200万円くらい欲しいところ。

とはいえ、最終モデルでも既に7年落ちです。

状態の良い車体を見つけたら多少無理してでも手に入れたほうが後悔が少ないと思います。

ソフテイルモデル(クルーザー)

新車価格

現行モデルはソフテイルスタンダードが2,351,800円~購入できます。

とはいえ、ソフテイルモデルは車種によって価格差が大きく、1番高価なハイドラグライドは3,671,800円です。

中央値は300万円近いですね。

中古車の予算

欲しいモデルによって大きく変わります。

比較的安価なストリートボブは200万円あれば状態の良い車体を購入できますが、ブレイクアウトやファットボーイなどの上位モデルは250万円以上欲しいところです。

ツーリングモデル(ツアラー)

新車価格

現行モデルはロードキングスペシャルが3,632,200円~購入できます。

なお最上位モデルのCVOロードグライドは5,629,800円です。

このお金でアルファードが買えてしまいますよね。

中古車の予算

狙うモデルにもよりますが300万円くらいをみておきましょう。

高価な印象のツーリングモデルですが、新車価格と中古車価格に開きがある印象です。

新車では高くて手を出せない、上位モデルが300万円に少し足すくらいで手が届いてしまいます。

それでも普通車が買えてしまうくらいの金額ですが……

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ハーレーを乗り続ける維持費

ハーレーの維持費は以下の4つの選択によって大きく変わってきます。

  1. 整備をバイク屋さんに任せる
  2. 保管場所を借りる
  3. 保険を手厚くする
  4. たくさん乗る

なお筆者は「3」と「4」に該当するので年間維持費は13万円くらいです。

整備と言っても自分でやるのはオイル交換くらいで、車検はバイク屋さんに依頼しています。

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ハーレーに乗るのに体格は関係ない

結論から言ってしまうと、体格は重要ではありません。

思ったほど身長や筋力は必要ないんです。

教習所で大型免許を取得できたのなら何の心配もいりません。

でも、ハーレーって重いですよね。

たしかに比較的軽い部類に属するスポーツスターシリーズでも250kgくらいあります。

これは取り回しが大変……かと思いきや、意外とそうでも無いんです。

なぜなら、車高が低いから。

車高が低いメリットは2つあって、

  • 一般的なバイクに比べて足つきが良く安定する
  • バイクを押して移動するときも重心が低いおかげ力が入りやすく重量のわりに素直に動く

とはいえ、所詮はタイヤのついた鉄の塊です。

整地されていない場所にスタンドをかけたら沈むし、少し傾斜のついた所にバイクを止めてしまったら地獄を見ます。

(なお、2つとも経験済みです。)

以上の理由からハーレーに乗るのに身長や筋力はそれほど重要ではありません。

女性のハーレー乗りも多いですからね。

ハーレーに乗る人はお金持ち?

これに関しては筆者も困りました。

「ハーレーに乗っているとお金持ちとだと思われてしまう」

断じてそんなことはありません。

当時20歳そこそこの決して収入が多くない筆者が乗れていたわけですし。

たしかに車体本体価格は国産車に比べると高額です。

その分リセールバリューが良いので、乗らなくなっても手元に多くのお金を残してくれます。

維持費だって国産と大して変わりません。

タイヤの持ちも良いし、安価な社外品パーツも多く流通しています。

むしろ国産スーパースポーツバイクのほうがお金がかかりますよ。

上記の理由から「お金がかかるからハーレーを選ぶのはやめておこう」は間違いです。

そして「ハーレー乗り=お金持ち」も間違ったイメージです。

なのでバイク選びに迷っているのであれば、ハーレーを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

せっかくのバイクという趣味です。

自分が乗りたいと思えるバイクを乗ったほうが絶対に満足感が高いですよ。

もし今お乗りのバイクからお乗り換えを考えているのであれば、なるべく早い時期のほうが良いと思います。

  • 世界的インフレによる新車バイク価格の高騰
  • 近年の中古バイク価格相場の高騰
  • 排ガス規制の強化で生産中止になるモデルが増える

本記事でも紹介した生産中止となったダイナモデルや空冷スポーツスターは中古なのに、新車価格以上の値段で販売されているケースも多々あります。

そして売却の際もディーラーでの下取り申し込むのは避けたほうが良いです。

取り扱っているメーカー以外は買い取り額が低い傾向があります。

一度バイク買い取り業者に査定してもらうのも賢い方法だと思います。

そうは言っても、いきなり買い取り業者に持っていくのはハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。

そんな人にオススメなのがインターネット上での一括査定です。

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自分のバイクの相場を知ることも出来るし、業者に直接会う手間もありません。

ぜひ売却を考える前に一度利用してみてください。

バイクの写真を送るだけで査定額を提示してくれますよ。

今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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