ツーリング先で体験したハーレーのトラブルまとめ【ツインカムダイナの場合】

当ページのリンクには広告が含まれています。
スポンサーリンク

ハーレーはトラブルが多いバイクと言われています。

筆者も今の乗っているストリートボブを購入するまでそう思っていました。

しかし購入後14年経った現在まで、走行不能になるような大きなトラブルはありません。

筆者が所有しているのは2009年式ダイナ・ストリートボブです。

50年近く前の車体が平気で走っているハーレーの世界では高年式車両に属します。

そして21世紀の入って製造されたハーレーは日本車に近い感覚で扱えます。

きっとトラブルのイメージが付きまとうのは、古い車体のせい。

>>ハーレーダビッドソンは何cc?現行・歴代モデルの排気量一覧

>>ハーレーダビッドソンの歴代エンジンの種類一覧【歴史と特徴を解説】

世間のイメージは間違いだと考えます。

もちろん14年も乗っていれば、小さなトラブルはありました。

本記事では筆者が体験したハーレーのトラブルを紹介します。

では行ってみましょう。

この記事を書いた人
  • 所有車種:2009年式FXDB
  • 所有歴:14年
  • 整備アイデアやツーリング情報を発信
ころつけです
スポンサーリンク
タップできる目次

ツーリング先で体験したハーレーのトラブル

今までツーリング先で起こったトラブルは5件です。

ハーレー特有の振動が原因のトラブルが多いです。

そして半分以上が筆者の不注意のせいなんです。

リアフェンダーの亀裂

2009年式からストリートボブはリアフェンダーが新しくショートタイプになりました。

この新しいリアフェンダーが割れます。

引用:ネオガレージ

このあたりの年式のリアフェンダーは従来に比べて薄いだけでなく、裏側に補強が無いんです。

同じバイクでも年式によって当たり外れがあるんです。

リアフェンダーが割れる原因

リアフェンダーが割れる原因は下記の3つです。

  1. ダイナモデル特有の振動
  2. リアフェンダーの強度不足
  3. 純正のテールランプが重い

①はハーレーの特性なのでどうしようもない。

②に関しては代替のフェンダー代はなかなか高額なので避けたい。

消去法になってしまいますが、テールランプの交換が一番手を出しやすい対策と考えます。

筆者の対策

筆者は亀裂が進行していないところでフェンダーをカットして、テールランプを軽い社外品しました。

なお、一般的なテールランプが300g前後。

対して純正のスパルト型のテールランプの重量は700g以上あります。

これを強度の落ちるフェンダーの端に付けるのは悪手としか言いようがない。

割れるべくして割れていますよね。

ナンバープレートの落下未遂

筆者はこれまでナンバープレートの落下未遂を2回起こしています。

留め具ボルト欠損
亀裂

いずれも後ろを走る友人がインカムで教えてくれたので『未遂』で済んでいますが、気が付かなかったら大事故になりかねません。

こういう時にインカムって便利ですよね。

あわせて読みたい
バイクにインカムを付けるメリット【必要性を体験談を交えて解説】 バイク用のインカムって必要性と利便性がイマイチわかりにくいですよね。 安くない買い物だし、高いお金を払ってまで取り付けるメリットがあるのか疑問を持つ方も多いと...

ナンバープレートにダメージを与える要因

留め具ボルト欠損、亀裂、いずれもハーレー特有の振動が原因です。

2代目ナンバープレートも割れてしまった

なお、一度ナンバープレートに亀裂が入ると、あっという間に進行します。

フェンダーの亀裂の件もそうですが、ストリートボブの宿命なんでしょうか?

こういったトラブルに備えてツールバッグに結束バンドを入れておきましょう。

ちょっとしたトラブルに重宝するのでオススメですよ。

あわせて読みたい
ハーレーの車載工具は最低限コレだけでOK【オススメの道具も紹介】 ツーリング先での緊急時に備えて、車載工具はしっかり揃えておきたいですよね。 とはいえ、ツールバッグのスペースは限られています。 持ち運ぶ工具は本当に必要なもの...

筆者の対策

ナンバープレートが振動に耐えられるように以下の対策を施しました。

  • ナンバープレートマウント位置を変更
  • ワッシャーを大きいサイズ変更
  • ナンバープレートの補強
3代目ナンバープレート

対策が功を奏してナンバープレートは割れていません。

詳しい内容は『ナンバープレートの破損対策【バイク屋さんに教わった方法を紹介】』に載せてあります。

ナンバープレートが割れる悩みはハーレーに限ったことじゃないんですよね。

これらは筆者の管理不足によって起きたトラブルです。

ハーレー社に一切落ち度はありません。

バッテリー端子の外れ

バッテリーの端子のネジが外れかけると、エンストのような状態から自然復旧を繰り返します。

そして徐々にこのサイクルが短くなり、エンジンがかからない状態になります。

今は笑い話ですが、当時は原因がわからずレッカーを呼ぼうと思ったほどです。

>>意外と知らない!ロードサービスは自宅にも呼べる

おまけに山の中でひとりでした。

とはいえ、バッテリー端子の緩みは、出発する前に点検をしていれば防げたトラブルです。

これを機に日常点検をしっかりやるようになりました。

あわせて読みたい
ハーレーの日常点検【ツーリング前にやる最低限の6つの整備】 ハーレーでツーリングに出掛ける前に点検をしていますか? 免許を取った時期によるかもしれませんが、教習所で『バイクに乗る前の点検は義務だよ』と口酸っぱく言われま...

シフトチェンジペダルの落下

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-4-6.jpg

通常のシフトチェンジペダルってギアを上げるときブーツを痛めますよね。

おかげでギアの操作にめちゃくちゃストレスを感じていました。

今でこそ専用のシーソーペダルが販売されていますが、当時は売っていなかったんですよね。

どうしてもシーソーペダルにしたい筆者は、強引にFLショベルのペダルを取り付けました。

そして走行中にシフトチェンジペダルが落下した。

今はスプリングワッシャーとダブルナットで対策したので落下の心配は無くなりました。

自分で手を加えたり、他車種から流用したパーツには注意が必要ですよね。

あわせて読みたい
バイクのシーソーペダルのデメリット【ハーレーに取り付けてみた】 お気に入りのブーツを傷付けたくない。 そんな理由で2009年式ダイナ・ストリートボブにシーソーペダルを取り付けてみました。 取り付けたのは、あくまでブーツ保護のた...

レギュラーを入れてみた

ハイオク指定のアメ車に乗っている友人がレギュラーガソリンを入れていました。

同じアメ車のハーレーもイケそうな気がするぞ。

ハーレーにレギュラーガソリンを入れるとどうなるか

ハーレーにレギュラーガソリンを入れてはいけません。

加速中にガクッとパワーが途切れる感じになります。

これはノッキングと呼ばれる現象で、強制的にシフトダウンされるイメージです。

『ノッキングとは』

エンジン内部での燃焼サイクルに異常が発生していることのサインです。シリンダー内で本来とは異なるタイミングで混合気が発火してしまうと、ピストンが想定外の動きをするためにエンジンに大きな負担がかかります。このときに発生する異音や振動を感じる現象がノッキングと呼ばれている。プラグの劣化など点火系の故障や、燃焼室に溜まったカーボンによる異常燃焼、不適切なオクタン価のガソリン使用、あるいは素人によるパーツ交換やチューニングなど、ノッキングが起こる原因は様々です。

引用元:Yellow Hat

ハーレーはハイオク仕様

ハーレーのエンジンはハイオクのオクタン価に合わせてセッティングされています。

合わない燃料を入れたら不具合を起こすのは当たり前なんです。

友人のアメ車がレギュラーを入れても大丈夫だったのは、内部のコンピューターである程度補正していていたから。

たまたま問題が起きなかっただけです。

絶対マネしないでください。

ハーレーがトラブルだらけなのは過去の話

冒頭でも述べたように、14年間ストリートボブを所有していますが大きなトラブルはありません。

いっぽうでエンジンの揺れ・振動によるボルト類の緩みを気に掛ける必要があります。

日常点検をしっかりやれば防げそうですよね。

『ハーレーはトラブルが多い』は昔の話です。

>>ハーレーが壊れやすいのは過去の話【故障とトラブルのイメージがついた理由を解説】

ぜひ自分が乗りたいバイクに乗ってください。

今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいたただいてありがとうございました。

あわせて読みたい
2024年モデル・ハーレーダビッドソンの新車の車種一覧と特徴【試乗レビューあり】 ハーレーダビッドソンの2024年モデルが発表されましたね。 2023年モデルの記事 >> 2023年モデル・ハーレーダビッドソンの新車の車種一覧と特徴 発表された車種を見て...
あわせて読みたい
中古のハーレー・ダイナを買うときに失敗しない方法【注意点を解説】 ハーレーのダイナモデルは、2017年を最後に生産終了となってしまいました。 どうしてもダイナモデルが欲しい場合は中古車を探すしかありません。 しかし中古のハーレー...
あわせて読みたい
ハーレーの『あるある』偏見に満ち溢れた質問と無難な回答のまとめ ハーレーってどう? 楽しいバイクですよ。 ハーレーに乗っていると、かなりザックリした質問をぶつけられるんですよね。 毎回こんな感じのフワッとした回答をせざるえな...
スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

タップできる目次