
ハーレーはトラブル多いからやめておけよ



わかりました
ダイナ・ストリートボブを購入して12年が経ちましたが、今のところ大きなトラブルはありません。
とはいえハーレーには『トラブル』のイメージがついてまわるのは事実。
先輩のアドバイスはもっともです。
もちろん12年間も乗っていれば、走行不能まではいかない小さなトラブルはありました。
今回の記事では『ダイナ・ストリートボブを12年間所有して起こったトラブル』を紹介します。
ツインカムのような『高年式ハーレーの具体的なトラブル事例』を知りたい人に読んでもらいたい記事です。
では行ってみましょう。
ダイナ・ストリートボブのトラブル事例
12年間所有して発生したトラブルは以下の3件です。
- リアフェンダーの亀裂
- ナンバープレートの落下未遂
- バッテリー端子の割れ



ほぼ振動が要因のトラブルです
リアフェンダーの亀裂
2009年式からストリートボブはリアフェンダーが新しくショートタイプになりました。


この新しいリアフェンダーが割れます。
リアフェンダーが割れる原因
- リアフェンダーの補強が無い
- 純正のスパルト型のテールランプが重い
リアフェンダーの補強を無くしたのはコストカットが理由でしょうか。





なぜかフロントフェンダーは補強されています
補強が無くなると、フェンダーの端と端の支えが無くなるので強度が落ちます。


そこに小さいダンベル位の重さのテールランプを取り付ける悪手。



割れるのも当たり前ですよね
リアフェンダーの割れの対策
補強したところで、面白みもないし延命しているに過ぎない。



どうせならカスタムしてしまおう
- 割れた部分、亀裂の部分からフェンダーをカット
- 重いテールランプを軽い社外品に変更
現在は対策が功を奏して、今のところリアフェンダーの割れ問題とは無縁になりました。
ナンバープレートの落下未遂(2回)
ハーレー特有の振動に加え、リアフェンダーの強度不足が影響していると考えます。
1回目:ナンバープレートのボルトの頭が切れる





パーキングに寄ったらナンバープレートが30度くらい傾いていたので焦りました
2回目:ナンバープレートに亀裂が入る。


一度ナンバープレートに亀裂が入ると、あっという間に進行します。
フェンダーの亀裂の件もしかり、ストリートボブの宿命なんでしょうか?



走行中に落下してもらっては困るので結束バンドで応急処置をして帰宅しました
旅先でこういったトラブルに遭った時に結束バンドがあると重宝します。
ツールバッグの中に忍ばせておきましょう。
ナンバープレートの割れ対策
エンジンのラバーマウントの台座が劣化して振動が大きくなっているのも要因の1つと考えられます。



とはいえ車体の振動を減らすのは難しいです
そこでナンバープレートが振動に耐えられるように対策を施しました。
- ナンバープレートマウント位置を変更
- ワッシャーを大きいサイズ変更
- ナンバープレートの補強



割れ対策を施してから半年近くになりますが、今のところナンバープレート異常はありません
詳しい内容は『バイクのナンバープレートの破損対策【バイク屋さんに教わった方法を紹介】』に載せてあります。
ハーレーに限らずナンバープレートに亀裂に悩んでいる人に、ぜひ読んでもらいたい記事です。
バッテリー端子の外れ


走行中に突然車両が動かなくなったので、慌てて路肩に寄せました。
点検してみると車体の振動でバッテリー端子が外れただけでした。



こうやって書いてしまうとあっさり解決している印象ですが、実際は不具合の原因を見つけるまでが大変でした
始動前の点検は重要
今回のバッテリー端子外れは、出発する前に車両点検をちゃんとしていれば防げたトラブル。
帰宅後に車両を点検してみると、いたるところに『ボルトの緩み』を発見しました。



走行前の点検の甘さを反省しました
管理人の不注意が起こしたストリートボブのトラブル
蛇足ですが私の失敗談です。



こんなことをやっていたらハーレーじゃなくても壊れます
レギュラーを入れてみた


ハーレーはハイオク仕様です。
ガソリン価格が高騰している頃、ハイオク指定のアメ車に乗っている友人がレギュラーガソリンを入れていました。



と言うことは、同じアメ車のハーレーも大丈夫なのでは?
結論:ハーレーにレギュラーガソリンはダメ。
※当たり前。



走行中に激しいノッキングを起こしました
『ノッキングとは』
エンジン内部での燃焼サイクルに異常が発生していることのサインです。シリンダー内で本来とは異なるタイミングで混合気が発火してしまうと、ピストンが想定外の動きをするためにエンジンに大きな負担がかかります。このときに発生する異音や振動を感じる現象がノッキングと呼ばれている。プラグの劣化など点火系の故障や、燃焼室に溜まったカーボンによる異常燃焼、不適切なオクタン価のガソリン使用、あるいは素人によるパーツ交換やチューニングなど、ノッキングが起こる原因は様々です。
引用元:Yellow Hat
ハーレーはハイオク仕様です。
(大事なことなので2回言いました)
オクタン価が足りないガソリンはエンジンを傷めます。



絶対マネしないでください
ミッションオイルの入れ忘れ


これは都内近郊の某ショップで【クラッチケーブル】を交換した時の出来事。
クラッチケーブルの交換が終わり、店を出て少しすると整備士さんが慌てて追いかけてきました。



ミッションオイル入れ忘れちゃいました。ちょっとくらい入っていなくても大丈夫なんですけどね
そういう問題じゃない。
2、3キロ走行しましたが、たしかに違和感はありませんでした。
結論:ちょっとくらいミッションオイルが入っていなくても大丈夫
大丈夫なわけないだろ。



絶対マネしないでください(2回目)
ハーレーがトラブルだらけなのは過去の話
冒頭でも述べたように、12年間ストリートボブを所有していますが大きなトラブルはありません。
ハーレーは『エンジンの揺れ・振動』が魅力の一方、各部品のボルト類が緩みやすくなっています。



私が経験したトラブルもハーレー特有のエンジンの揺れ・振動からくるものでした
特にダイナモデルはエンジンがラバーマウント式なので、経年と共にゴムの台座が劣化して振動が大きくなってきます。
逆に言えば日々の点検をしっかりやれば、こうしたトラブルは防げます。
『ハーレーはトラブルが多い』は昔の話です。
ハーレーは壊れる?12年間所有している管理人は【故障が多いのは過去の話】と考える
ぜひ自分が乗りたいバイクに乗ってください。
中古のハーレー・ダイナを買うときの注意点【ストリートボブを例に解説】
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいたただいてありがとうございました。
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