ダイナ・ストリートボブ(FXDB)の特徴と欠点【13年目の正直レビュー】

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ハーレーダビットソンのラインナップの中で、ストリートボブは人気モデルですよね。

現行はソフテイルモデルになってしまいましたが、ストリートボブといえばダイナモデルを想像される方も多いのではないでしょうか。

ダイナモデルのストリートボブ
ソフテイルモデルのストリートボブ

残念なことにダイナモデルは、2017年を最後に生産終了となってしまいました。

どうしてもダイナモデルのストリートボブ(FXDB)が欲しい場合は中古車を探すしかありません。

でも中古車探しの前に、ちょっと立ち止まって本記事を読んでもらいたいんです。

筆者は13年間ダイナ・ストリートボブを所有しています。

だからこそ良くも悪くも特徴を知っているつもりです。

本記事ではダイナ・ストリートボブ(FXDB)の良い点、悪い点を正直に書いていきます。

失敗もたくさんしてきましたからね。

きっと購入前に知っておいて損は無い情報のはずです。

では行ってみましょう。

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ダイナ・ストリートボブのレビュー

良いところ
悪いところ
  • 道路事情に合っている
  • スポーツ性能の高さ
  • カスタム費用の節約
  • カスタムが限定的
  • 中途半端なスタイル
  • チープ感

ダイナ・ストリートボブの良いところ

単純にカッコいい。

特にクルーザータイプでツインショックというのがまた良い。

とはいえこれは好みの問題なので、外観の話は割愛します。

ミッドコントロールの採用

米国ではフォワードコントロール仕様ですが、日本国内はミッドコントロール仕様のモデルが流通しています。

フォワードコントロールのポジション
ミッドコントロールのポジション

これが本当にありがたい。

フォワードコントロールのモデルは操作ペダルが遠く、乗り手を選びます。

以前、フォワードコントロール仕様のダイナ・ワイドグライド(FXDWG)に試乗させてもらいましたが、身長168センチの筆者には苦痛でしかありませんでした。

街中の信号で頻繁に起こるストップ&ゴーが辛いんですよね。

その点、ミッドコントロール仕様は乗り手を選びません。

特にストップ&ゴーの多い日本はダイナ・ストリートボブのようなミッドコントロール仕様のダイナモデルが最適だと考えます。

スポーツ性能が高い

もともとダイナファミリーはスポーツ性能に秀でたモデルですが、ストリートボブも例外ではありません。

シート、フットポジションのバランスに優れているので、多少ハンドルが高くても運転のしづらさは感じません。

おまけにクルーザーモデルなのにしっかりニーグリップ出来る安心感。

峠道も走れますし、他のジャンルのバイクとツーリングに行っても問題なく付いていけます。

ハーレーやアメリカンで峠道を走っても大丈夫?

カスタムの費用を抑えられる

ストリートボブはファクトリーカスタムの思想のもと販売されているモデルです。

おかげで何もしなくても最初からカスタムされた仕様なので、費用を抑えられるのがメリット。

ベースが完成されているので、少しパーツを変えるだけでガラッと印象が変わり、かなりカスタムした感じなります。

筆者のバイクもシートを変えただけでガラッと印象が変わりました。

ダイナ・ストリートボブの悪いところ

悪いところは把握しておくべきですよね。

買ってから『こんなはずじゃなかった』とはなりたくないですからね。

カスタムの方向性が限定されてしまう

エイプハンドル、スポークホイール、メッキパーツを抑えたブラックアウトされた車体。

完成されたモデルだけに、カスタムの方向性がある程度限定されてしまうのが難点です。

ストリートボブベースのカスタムって被りやすいんですよね。

中途半端な仕様

ストリートボブはチョッパースタイルをうたっていますが、正直なところ中途半端な感じが否めません。

どちらかと言うと同じダイナモデルのワイドグライド(FXDWG)のほうが『チョッパーらしい』です。

スクロールできます
スペックFXDWGFXDB
フロントホイール21インチ19インチ
フロントフォークの角度34度29度
ホイールベース1,730mm1,625mm
ポジションフォワコンミッドコン

寝かせたフロントフォークに足を投げ出すフォワコンを備えたワイドグライドは、まさにチョッパースタイルですよね。

チョッパースタイルとしてリリースされているストリートボブですが、どちらかと言えばボバースタイル的なモデルと考えます。

チープ感がある

ダイナ・ストリートボブはエントリーモデルの位置づけです。

特にダイナスーパーグライド(FXD)がカタログ落ちしてから、ベースモデルとしての役割も担うようになった印象です。

そのためハーレーの中でも手が届きやすい戦略的な価格設定 (188万8,000円~)をしています。

ストリートボブ(FXDB)ローライダー(FXDL)
188万8,000円~ 212万8,000円~
出典:ハーレーダビッドソン

いっぽうで他のモデルに比べて

  • プラスチックパーツが多い
  • メッキパーツが少ない
  • インジケータ類が最低限

などなど、コストカットのあとが見られます。

2008年式~2012年式にいたっては、トップブリッジにライザーが埋め込まれた形状になっています。

おかげでトップブリッジを交換しないとライザーが取付けできません。

とはいえチープ感があるのは、あくまで高価格帯のモデルに比べての話。

メッキパーツが苦手な筆者はストリートボブのそんなところも含めて気に入っています。

ダイナ・ストリートボブ(FXDB)の変遷

エンジンの変遷

ダイナストリートボブはどの年式もインジェクション仕様です。

スクロールできます
年式エンジン排気量
2006年式ツインカム881450cc
2007年式~2016年式ツインカム961584cc
2017年式ツインカム1031690cc

排ガス規制が厳しくなってから販売されたモデルなんです。

外観の変遷

ダイナ時代のストリートボブの外観は大きく分けて3つの世代に分類されています。

  • 第一世代(2006年式~2008年式)
  • 第二世代(2009年式~2012年式)
  • 第三世代(2013年式~2017年式)

筆者の独断と偏見なので参考までにお願いします。

第一世代(2006年式~2008年式)

2006年式~2008年式

ストリートボブは2006年からダイナファミリーのラインナップに加わりました。

ファクトリーカスタムの位置づけでリリースされていますが、初期のストリートボブはカスタム色が薄めです。

FXD スーパーグライド
FXDB ストリートボブ
ベース車両のFXD(ダイナスーパーグライド)との比較
  • エイプハンドル
  • スポークホイール
  • ハンドル周りのタコメータが無い
  • エンジン回りのブラックアウト

とはいえ、これだけの変更点でこんなにも印象が変わるのも面白いですよね。

第二世代(2009年式~2012年式)

2009年式~2012年式

2009年式のストリートボブは大きな変化を遂げました。

カスタム色がより強くなり、ブラックアウトされた面積の増加。

当時のハーレー社のビジュアルコンセプト「ダーク&クローム」をもっとも体現したモデルと言えます。

2006年式~2008年式
2009年式~2012年式
第一世代との変更点
  • ボブフェンダー
  • スパルトテールランプ
  • ストレートカットマフラー
  • ホイールリムのブラックアウト
  • エアクリーナーの形状

なぜか2009年モデルのみエンジン回りがシルバーでした。

第三世代(2013年式~2017年式)

2013年式~2017年式

当時は前年にダイナスーパーグライド(FXD)が廃番となり、ストリートボブはベース車両としての役割も担うようになった印象です。

安価(ダイナモデルの中で最安値)なのにカスタム感があることから、ローライダーと並んで人気を博しました。

2009年式~2012年式
2013年式~2017年式
第二世代との変更点
  • ウインカー一体型テールランプ
  • テパー型のマフラー
  • バッテリーカバー
  • ブラックアウトのされたパーツの増加
  • エンジンカバー
  • トリプルツリー
  • アウターチューブ

バッテリーカバーでだいぶ印象が変わりますよね。

ダイナ・ストリートボブは初めてのハーレーにもオススメ

ダイナ・ストリートボブはハーレーらしい乗り味があって、オートバイらしい楽しみ方が出来るバランスの良いモデルです。

  • カスタムテイストが強いモデルが欲しい
  • 走りも楽しみたい
  • フォワードコントロールには抵抗がある

ストリートボブはこんな方にオススメのモデルです。

良くも悪くもクルーザーらしくないライディングポジションなので、ネイキッドからの乗り換えでも、それほど違和感を感じないと思います。

筆者はカワサキのW400からの乗り換えました。

ハーレーの車種選びでお悩み中なら、ぜひダイナ・ストリートボブを候補に入れてみてください。

今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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