ハーレーダビッドソンの中古車を買う選択肢は3つです。
- 正規ディーラー
- 中古車販売店
- 個人売買
筆者は正規ディーラーで認定中古車の購入をオススメします。
理由は2つ。
- 故障のリスクを抑えられる
- 筆者自身、認定中古車を買って大きなトラブルが無いから
筆者自身14年間大きなトラブルはありません。
特に初めてハーレーを購入する人は、正規ディーラーで買ったほうが良いと考えます。
本記事では、筆者の体験談とともに正規ディーラーで認定中古車を購入するメリットを紹介します。
ハーレーの認定中古車を買うメリット・デメリット
ハーレーダビッドソンの認定中古車の基準は以下です。
- 初年度登録から8年以内
- 走行距離80,000km未満
以前は7年以内、70,000km未満だったのにシレっと条件が変わっています。
それも含めて、けっこう緩い印象ですよね。
逆に言えば高年式の車体に対する自信の表れなのかもしれませんね。
ハーレーの認定中古車を買うメリット
認定中古車を選ぶメリットは手厚い保証に裏打ちされた安心感です。
HDJ正規販売網にてお取り扱いしている認定中古車は、初年度登録から7年以内、走行距離70,000km未満の中古車のうち、HDJが定める厳格な点検と整備基準をクリアした車両のみを厳選。安心と安全はもちろん、認定中古車だからできる多くのメリットをご用意しています。
引用:ハーレーダビッドソンジャパン
手厚い保証
認定中古車に付帯する保証は以下の4つです。
- 1年間の車両保証(走行距離無制限)
- 1年間のロードサイドアシスタンス
- H.O.G.メンバーシップ初年度無料
- 点検・整備後の納車
残念ながら外車、特にハーレーは壊れるイメージがついて回りますからね。
ハーレーに乗りたいと思っている人の不安を取り払うための戦略と考えます。
安心感
上記の手厚い保証による安心感は大きいですよね。
納車前の点検・整備はもちろん、車両に故障などの不具合が生じても走行距離に関係なく自己負担ゼロで修理が受けられます。
さらにH.O.G.メンバーシップ(※)にロードサービスが付帯しているので、万一、ツーリング中に車両トラブルに遭っても安心です。
ハーレーオーナーズグループ(以下H.O.G.)はハーレーダビッドソン社によって運営される国際的な組織です。ハーレーダビッドソンに関する様々な特典をハーレーライダーに提供し、ハーレーダビッドソン社、ディーラー、ライダーの絆を深めるために設立されました。
引用:Harley-Davidson® 佐賀
だてに『認定』中古車ではないですね。
ハーレーの認定中古車のデメリット
認定中古車のデメリットは以下です。
- 古い車体の取り扱いが無い
- 選択肢が少ない
このあたりは安心とトレードオフの部分ですね。
古い車体の取り扱いがない
ハーレーダビッドソンの認定中古車の基準が『初年度登録から8年以内』とされています。
なので、ショベルヘッドやエボリューションなどの、古いエンジンを搭載した車体は取り扱っていません。
車体の選択肢が狭いのが認定中古車のデメリットと言えます。
選択肢が少ない
ハーレーの正規ディーラーの数は全国で97店舗です。
当たり前の話ですが、全国のバイク店を網羅する検索サイトと比べてしまうと圧倒的に選択肢が少ないのがデメリット。
認定中古車を買おうにも自分の欲しい車種は、なかなか売り出されないことも……
特に人気車種は入荷しても、すぐに売れてしまいます。
すぐにハーレーが欲しい人には認定中古車は不向きと言えます。
ハーレーのディーラー認定中古車を買った感想
ストリートボブを購入した当時、ハーレーダビッドソンに良いイメージを持っていませんでした。
『ハーレーは壊れる』と何度も聞かされましたからね。
少しでも故障のリスクを避けたい筆者はディーラーの認定中古車を選択したわけです。
試乗車を選んだ理由
筆者は認定中古車の中で、試乗車として使われていた車体を選びました。
試乗車は言ってみれば、各ディーラーのフラッグシップです。
- ほぼ毎日走行するから整備が行き届いている
- 不具合が出ていれば解消されている
上記の理由から他の認定中古車より不具合のリスクは低いと考え試乗車を選びました。
試乗車は整備が行き届いていると考えた
試乗車に乗る人は、『ハーレーに興味がある人』『ハーレーの購入を検討している人』です。
そんな人が試乗中に不具合が起こってしまったらどうでしょう?
せっかくの将来のお客さんを逃してしまいますよね。
そんなことは起こらないように、試乗車は整備が行き届いていると考えました。
不具合が出ていれば解消されている
外車を購入するにあたって不安だったのが外れを引き当てること。
ひと昔前に海外旅行に行った時に現地の人に『車は水曜日に製造されたものを買え』という話を聞きました。
- 『月曜日と火曜日は土日のバカンスの余韻で頭がいっぱい』
- 『木曜日と金曜日は土日のバカンスの事で頭がいっぱい』
ただの都市伝説ですが、何となく不安でした。
その点、試乗車であればディーラー管理のもと1年間使われます。
1年もあれば、個体差による致命的な不具合は発見されるだろうと考えました。
相場に比べ割高だった
筆者が購入したのは2009年式ダイナ・ストリートボブです。
ダイナ・ストリートボブ(FXDB)の特徴と欠点【14年目の正直レビュー】
- 新車登録から1年落ち
- 走行距離1600km
上記のような車体コンディションで支払い総額は155万円でした。
同条件の車体と比べて10万円くらい割高でした。
とはいえ、これは安心料だと考えれば安いもの。
運良く購入から14年、大きなトラブルはありません。
良い買い物だったと思っています。
どこで買うか迷ったらディーラーの認定中古車にすべき
誤解していただきたくないのは、
ディーラーなら100%安心、個人経営のバイク屋さんはダメというわけではありません。
現に筆者は個人経営のバイク屋さんにお世話になっています。
しかし、なかなか信頼できるバイク屋さんに出会うのは難しいと考えます。
売って終わりのバイク屋さんは避けたいですね。
ディーラーを含め中古バイクを扱うすべての店舗で言えることですが、けっきょくはバイク屋さんのモラルにかかっていると思います。
「点検・整備時は何にも不具合は無かった」と言われればそれまで。
このような背景もありディーラーの認定中古車は比較的リスクを抑えられると考えます。
ハーレーの中古車を検討されている方は、ぜひディーラーの認定中古車を選択肢に入れてみてはいかかがでしょうか?
それと、もし今お乗りのバイクからお乗り換えを考えているのであれば、なるべく早い時期のほうが良いと思います。
- 世界的インフレによるバイク価格の高騰
- 近年の中古バイク価格相場の高騰
- 排ガス規制の強化で生産中止になるモデルが増える
本記事でも紹介した生産中止となったダイナモデルや空冷スポーツスターは中古なのに、新車価格以上の値段で販売されているケースも多々あります。
そして売却の際もディーラーでの下取り申し込むのは避けたほうが良いです。
取り扱っているメーカー以外は買い取り額が低い傾向があります。
一度バイク買い取り業者に査定してもらうのも賢い方法だと思います。
そうは言っても、いきなり買い取り業者に持っていくのはハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。
そんな人にオススメなのがインターネット上での一括査定です。
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自分のバイクの相場を知ることも出来るし、業者に直接会う煩わしさもない。
ぜひ売却を考える前に一度利用してみてください。
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今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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