ツーリングの持ち物って悩みませんか?
コレも必要かもしれない、アレも必要かもしれない……
でもサドルバッグのスペースには限りがあるから、何でもかんでも詰め込むわけにはいかないですよね
15年バイクに乗っている筆者は『バイクツーリングの持ち物は必要最低限にしたい』と考えています。
筆者のツーリング際の持ち物は以下の3点です。
- 雨具
- 防水袋+ツーリングネット
- ディスクロック
ツーリングの距離や季節によっては少し荷物を追加しますが、この3点は固定です。
本記事では……
- 上記のアイテムの活用術や選び方
- 追加するとツーリングが充実するアイテム
これらを簡単に解説していきます。
ぜひツーリングの持ち物選びの参考にしていただければと思います。
ツーリングに必要な最低限の持ち物

- 雨具
- 防水袋+ツーリングネット
- ディスクロック
では上記のアイテムについて簡単に捕捉しながら解説していきます。
バイク用雨具(レインスーツ)
お守りみたいものです。
雨の予報が無くても常にサドルバッグに入れておきます。
雨具の素材選びに注意
バイクに乗るときは、防炎仕様のバイク用雨具を着用しましょう。
普通の雨具だとエンジンやマフラーの熱で簡単に溶けます。
困るのは、雨具が溶けているのに気付くのが遅れるところ。
ズボンの上に雨具を穿いているから気付いた時には手遅れなんですよね。

溶けた雨具が中のズボンに張り付くと最悪です。
特にエキパイが脚の近くを通るクルーザータイプは注意が必要です。





防炎仕様とはいえ断続的にエキパイに触れたら溶けます。
雨具を着用するタイミング
雨が降る前に着てしまうのが理想です。
降り始めてから着ても遅いし、わざわざバイクを止めて道端で雨具を着るのも大変ですからね。
あるあるネタですが、雨具を着ると雨が降らないっていう……



でも、雨でズブ濡れになるよりはマシですよね。
バイクツーリングにオススメの雨具
普通の素材の雨具は安価で種類も豊富です。
しかし、バイク用で防炎仕様となると値が張るうえに、選択肢が少ないのが現状です。
コミネ(KOMINE) バイク用 ブレスターレインウェア


防炎機能が付いているバイク用の雨具の中では、一番安価です。
バイク用品で定評のあるコミネ社製の雨具なので性能は間違いない。
間違いないけど…..正直、デザインが微妙です。
バイクによっては雨具だけ浮いてしまいそうな気がします。



あくまで非常用の雨具と割り切って考えてしまえばアリですね。
Prison Rain Suit/プリズンレインスーツ


単純にカッコいい。
こんなにオシャレなデザインなら雨も許せちゃいますよね。
そしてバイク用に設計されていて防炎仕様なのも嬉しいところ。



ウインドブレーカーとして雨天時以外も活躍しそうですね。
防水袋&ツーリングネット
ツーリング先でお土産を買いたい。
でもサドルバッグに入らないから持ち帰れない。



だからと言って宅配便で送るのも何だか味気ないですよね。
そんな時に活躍するのが防水バッグとツーリングネットなんです。


防水袋を使う理由
荷物をツーリングネットで直接リアフェンダーに括り付けるのもアリです。
でも筆者は防水袋の使用をオススメします。
ツーリングネットのみで括り付けるデメリットは以下です。
- 複数の荷物を括ると安定感に欠ける
- 雨や埃が浸透して荷物が汚れる



荷物の汚れはまだしも、バイクから落下したら最悪ですよね。
ラゲッジラックは必要?
ラゲッジラックは無くても大丈夫です。
どちらかと言うと重要なのは荷掛ボルト。





最初からフックを引っ掛ける場所を設けてくれれば買わずに済むんですけどね。
オススメの防水袋
防水バッグでも代替可能です。
ですが、バッグの素材によっては小さく畳めないのがデメリット。
使わない時のことを考えると、畳みやすい防水袋がオススメです。
イスカ(ISUKA) ウェザーテックスタッフバッグ30リットル


バッグとしての機能が無いので、荷物の持ち歩きには不向きです。
とはいえ、ツーリング時の荷物収納用と割り切ってしまえば、最高のアイテムだと思います。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) ターポリンデイパックDBT420


フェンダーに括り付けるだけでなく、ヒップベルトのおかげ背負って運転できるのが強みです。
その代わりターポリン素材の特性上、あまり小さくならないのが惜しいところ。
実際にターポリンデイパックを使ってみたレビューがありますので良かったらどうぞ。


ツーリング用の防犯ロック
ツーリング先だとついつい気が緩みがちです。
バイクの駐車スペースを見ると、ハンドルロックすらしていない車体も見受けられます。



ご自由に持って行ってくださいと言っているようなものです。
バイクの盗難データ
直近(2021年)のバイクの盗難件数は下記のようになっています。
罪種 | 認知件数 | 検挙件数 | 検挙率 |
---|---|---|---|
オートバイ盗 | 7569件 | 1289件 | 17.0% |
一度バイクを盗まれてしまうと、手元に戻ってくる可能性は限りなく低いです。



犯人が逮捕されてもバイクは戻ってこないことが多いです。
ツーリング用にはディスクロックが最適
自宅で使っているチェーンロックは携帯に不向きです。
少し出費が増えますが、ツーリング用にコンパクトなディスクロックを買い足しましょう。


と、言いながらも筆者は自宅ガレージと兼用でコンパクトさは皆無のディスクロックを使っています。
やっぱりこれだけ大きいとサドルバッグのスペースを占有して邪魔ですね。



その分信頼性は高いので良しとします。
オススメのディスクロック
ディスクロックは購入時に以下の2点に注意しなければなりません。
- ディスクの厚さ
- ピンの直径



使用条件が合致しないと、せっかく買っても使えません。
そこで今回はハーレーに適合するディスクロックを紹介します。
※すべての車種、年式に適合を保証するものではありません。
コミネ(KOMINE) バイク用 リマインダーディスクロック


バイクウエアで有名なコミネ社製のディスクロックです。
安価なのに【外し忘れ防止用リマインダーワイヤー】も付属しているのも嬉しいところ。
アラーム機能が付いていませんが、必要十分なスペックだと思います。
KITACO KITACO:キタコ ディスクロック KDL-05


筆者の所有するモデルとは異なり、コンパクトで持ち運びに優れたタイプです。
とはいえ、他のディスクロックに比べてしまうとサイズは大きめ。
その分、堅牢な作りなので盗難対策に万全を期したい人にはオススメです。



キタコ社の製品紹介ページに適合表が記載されています。
デイトナ バイク用 ヘルメットホルダー ミラークランプタイプM10 79399


バイク本体ではありませんが、ヘルメットも盗難対策をしておくべきです。
ヘルメットを盗まれてしまうとバイクを運転できないですからね。
筆者はサドルバッグレールに南京錠を引っかけて防犯対策をしています。



見た目は不細工ですが「対策している」感が出てオススメです。
バイクツーリングの持ち物は最低限に収めよう
本記事で紹介した3つは本当に最低限持って行って欲しい持ち物です。
- 雨具
- 防水袋+ツーリングネット
- ディスクロック
筆者はこの3つをベースに季節と目的地によって少しプラスする感じです。
例えば、冬季だったらインナーダウン。
1泊するなら着替えと、ジャンプスターターキットなど。
とはいえ、持ち物が増えるとサドルバッグが圧迫されてお土産を持ち帰れなくなるジレンマ……
なので下手に荷物を増やすより、必要になったら現地で調達するくらいの気持ちで行ったほうが楽です。



身軽さを取りましょう。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。






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