バイク・ハーレー対応ジャンプスターターおすすめ&選び方|バッテリー上がりを即復旧!

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ツーリング先で「エンジンがかからない…」そんな冷や汗をかいた経験はありませんか?

筆者は、ハーレー・ストリートボブに乗って15年になりますが、これまでバッテリー上がりを経験したことはありません。

ところが先日のロングツーリングで、なんと7回もバッテリー上がりを起こしてしまいました。

いざ体験してみるとメチャメチャ焦りますね。

そんなときに助けられたのが、ジャンプスターター

コンパクトなサイズながら、携帯電源と始動補助の両方をこなす“バイク乗りの救世主”です。

この記事では、

  • ジャンプスターターの仕組みと選び方
  • 実際に使ってわかったおすすめモデル
  • 注意点・安全に使うコツ

を、実体験を交えて徹底解説します。

「どの機種を選べばいいか迷っている」「ハーレーでも使えるのか知りたい」という方に最適な内容です。

この記事を書いた人
  • 所有車種:2009年式FXDB
  • 所有歴:15年
  • 整備アイデアやツーリング情報を発信
ころつけです
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ジャンプスターターとは?仕組みと必要性

ジャンプスターターとは?

ジャンプスターターとは、バッテリーが上がってしまった車やバイクを始動させるためのポータブル電源です。

内部に大容量のリチウムイオン電池を搭載しており、クリップケーブルをバッテリーの+(プラス)と−(マイナス)に接続することで、一時的にエンジンをかける電力を供給します。

また、ジャンプスターターの多くは モバイルバッテリーや懐中電灯機能 も備えており、ツーリングやキャンプ時の電源としても活躍します。

バイク・ハーレーに使えるジャンプスターターの規格

近年では「車・バイク兼用モデル」も増え、排気量に応じた対応電流(ピーク電流)が明記されています。

一般的にバイク用なら 400A〜1000Aクラス で十分とされています。

しかし条件を満たしていても使えないケースも考えられます。

実際に『このジャンプスターターはハーレーに使えなかった』なんてレビューがある商品もありましたからね。

筆者も本当にハーレーに使えるか不安でした。

幸い購入したACEZUK ジャンプスターター ディスプレイ付き2000Aは筆者のダイナ・ストリートボブを救ってくれました。

バッテリー上がりは、ツーリングの“あるあるトラブル”。
一度経験すると、ジャンプスターターのありがたみを痛感します

バイク用ジャンプスターターの選び方4つのポイント

① ピーク電流(A)と対応排気量

ジャンプスターター選びで最も重要なのが ピーク電流(瞬間出力) です。

数値が高いほど始動力が強く、400A以上あれば一般的なバイクには十分。

ハーレーなどの大排気量車なら 800A〜1000Aクラス を選ぶと安心です。

欲張りな筆者は車にも対応できるようにと、4000Aのタイプを購入しました。

  • 250ccクラスのバイク → 400A前後
  • 普通車 → 600〜800A
  • SUV・ディーゼル車 → 1000A以上

② バッテリー容量(mAh)

容量が多いほど、複数回始動やスマホ充電が可能になります。

目安としては 10,000〜20,000mAh 程度あれば、バイクなら余裕をもって使用できます。

なお筆者が購入したのは12,800mAh容量のタイプですが、体感としては5回使って6~7割残量が残っているイメージです。

そうそうジャンプスタートをする機会は無いでしょうし10,000mAhあれば十分かと思います。

③ 安全機能の有無

誤接続によるショートや逆電流を防ぐために、

「逆接続保護」「過電流保護」「過充電保護」などの安全回路を搭載したモデルを選びましょう。

安価な製品ではここが省かれていることもあるため注意です。

④ サイズと携帯性

ハーレーのサドルバッグやタンクバッグにも収まるコンパクトなサイズを選びましう。

ツーリング先に持ち歩く前提なら、重量500g以下が理想です。

特にハーレーは積載スペースがありませんからね。

実際に使ってみたACEZUKジャンプスターターのレビュー

実際に使って感じたメリット

実際、ツーリング中にエンジンがかからなかったとき、このACEZUKジャンプスターターにとても助けられました。

その瞬間の安心感は、他の何ものにも代えられません。

大前提としてハーレーのバッテリー上がりを1発で解消してくれただけで十分満足です。

始動力が非常に強力

止む無く7回使いましたが、毎回セル一発始動でした。

もっとも車用としても考えて購入したのでオーバースペックなのは否めませんが。

LEDライトとモバイル電源が便利

USB出力が2口あり、スマホやGoProの充電も可能。夜間作業時にも重宝します。

筆者はバイク用スマホホルダーをフリークマウントにしているので走行中は充電していません。

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ジャンプスターターが充電器の役割も担ってくれるのは荷物の節約にもなるので助かっています。

デメリット・注意点

ACEZUKジャンプスターターはコスパ・出力・安全性のバランスが取れた優秀なモデルと考えています。

バイク専用というより「車兼用」で、1台あれば家族の車にも使える万能タイプ。

なので、あえてデメリットをあげるならといった視点で書いていきます。

サイズが大きい

筆者がACEZUK社のジャンプスターターを購入した理由のひとつが、モバイルバッテリーとしても使えるユーティリティーです。

入力はType-C、出力はType-Aで懐中電灯の機能も付属した優れものです。

少しでもサドルバッグの容量を節約したい筆者は渡りに船とばかりに購入しました。

ところが、その目論見はあっさり外れます。

とにかくデカい

大画面のスマホよりひと回り大きなサイズ感です。

少し大きいモバイルバッテリーくらいのサイズを想像していましたが、厚みがある分、余計に大きく感じました。

おまけに、かさばるブースターケーブルもセットで携帯しなければなりません。

JAFなどが使っている業務用のソレに比べれば、かわいいものですが、なかなかの存在感です。

バッテリー端子が掴みにくい

ACEZUKジャンプスターターはバイク専用に設計されていません。

車や船舶のバッテリーにも対応しているのが強みであるいっぽうで、付属のクリップではバイクの端子が掴みにくいのが難点です。

クリップをバッテリー端子に取り付けて、いざバイクを始動しようとするとクリップが外れてしまうことが多々ありました。

クリップを押さえてくれる人がいれば簡単なんですが、1人だとイライラしてしまうかもしれません。

満充電で40回使用できるかは怪しい

商品説明には、

『本製品が満タンの場合にはエンジンを40回連続に始動させることができます』と記載されています。

しかし、クリップを端子に繋いだ途端に液晶に表示されるバッテリー残量の数値がなかなかのスピードで減っていきます。

体感だと1回あたり5%前後。

このペースだとおそらく40回は無理なんじゃないかと思っています。

試していないので実際のところはわかりませんが。

そもそも40回も出番があったら、他の機器の異常を疑うべきですよね。

よくある質問(FAQ)

Q1. ジャンプスターターは冬でも使えますか?

はい。低温下でも対応できるモデルが多く、−20℃前後でも使用可能な製品もあります。

寒冷地で使う場合は対応温度を確認しましょう。

Q2. 放置すると電池は減りますか?

リチウム電池のため、時間とともに少しずつ放電します。

1〜2か月に一度は充電しておくのが安心です。

Q3. バイク以外にも使えますか?

普通車や軽自動車はもちろん、モバイルバッテリーやLEDライトとしても活躍します。

まとめ|ACEZUKはコスパ最強のジャンプスターター。常備すべき1台

前日の点検では1発でエンジンが始動していました。

もちろん電圧値も問題無し。

それなのにツーリング当日になるとセルが力強く回らずエンジンがかかりませんでした。

調べてみると原因は外気温にありました。

ツーリング前日は20℃近くあった気温が出発時は7℃。

前日は気温が高かったので、たまたまエンジンが始動しただけでバッテリー自体は弱っていた(CCA値の低下)と推測されます。

CCAとは、コールドクランキングアンペアー(Cold Cranking Ampere)の略称で、そのバッテリーにエンジンを始動させる能力がどれだけあるかを示す性能基準値です。

引用:カイセ株式会社

ザックリ言うと『冬場の寒い時期でも、エンジンを始動させる能力を示す性能基準値』です。

>>バッテリーの電圧はあるのにバイクのエンジンがかからないのはCCAの低下が原因

こういったケースもあるので、ツーリング時にはジャンプスターターを持っていたほうが安心です。

とはいえ、エンジン始動の度に毎回毎回ジャンプスタートするのはメチャメチャめんどくさいです。

少し古いバッテリーは季節の変わり目に思い切って交換してしまうのもひとつの手ですよね。

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今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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