ツーリング先でバッテリーのパワー不足でエンジンがかからなかった経験をしたことがありますでしょうか?
筆者はストリートボブに乗っておよそ15年になりますが、先日のツーリングで初めて経験しました。
しかも7回。
いざ体験してみるとメチャメチャ焦りますね。
しかし用心深い筆者はジャンプスターターキットをサドルバッグに忍ばせていました。
バッテリー上がりはすべて1発で復活。
まさに神アイテムです。
本記事では、バッテリー管理を怠った筆者を救ってくれたジャンプスターターACEZUK ジャンプスターター ディスプレイ付き2000Aを紹介します。
ハーレー用にジャンプスターターを考えている方のお役に立てる内容となっています。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
ハーレーに使えるジャンプスターター
筆者がジャンプスターターを購入するにあたって悩んだのが、バイクはもちろんハーレーに使えるか?
記載されているピーク出力や対応排気量などの条件を満たしていても使えないケースも考えられます。
実際に『このジャンプスターターはハーレーに使えなかった』なんてレビューがある商品もありましたからね。
幸い購入したACEZUK ジャンプスターター ディスプレイ付き2000Aは筆者のダイナ・ストリートボブを救ってくれました。それも何度も。
ACEZUK ジャンプスターターのレビュー
筆者としては、ハーレーのバッテリー上がりを1発で解消してくれただけで十分満足です。
とはいえ、ちょっと気になる点があるのも事実でした。
何度も救っておいてもらって言うのもアレですが。
サイズが大きい
筆者がACEZUK社のジャンプスターターを購入した理由のひとつが、モバイルバッテリーとしても使えるユーティリティーです。
入力はType-C、出力はType-Aで懐中電灯の機能も付属した優れものです。
少しでもサドルバッグの容量を節約したい筆者は渡りに船とばかりに購入しました。
ところが、その目論見はあっさり外れます。
とにかくデカい。
大画面のスマホよりひと回り大きなサイズ感です。
少し大きいモバイルバッテリーくらいのサイズを想像していましたが、厚みがある分、余計に大きく感じました。
おまけに、かさばるブースターケーブルもセットで携帯しなければなりません。
JAFなどが使っている業務用のソレに比べれば、かわいいものですが、なかなかの存在感です。
バッテリー端子が掴みにくい
ACEZUKジャンプスターターはバイク専用に設計されていません。
車や船舶のバッテリーにも対応しているのが強みであるいっぽうで、付属のクリップではバイクの端子が掴みにくいのが難点です。
クリップをバッテリー端子に取り付けて、いざバイクを始動しようとするとクリップが外れてしまうことが多々ありました。
クリップを押さえてくれる人がいれば簡単なんですが、1人だとイライラしてしまうかもしれません。
満充電で40回使用できるかは怪しい
商品説明には、
『本製品が満タンの場合にはエンジンを40回連続に始動させることができます』と記載されています。
しかし、クリップを端子に繋いだ途端に液晶に表示されるバッテリー残量の数値がなかなかのスピードで減っていきます。
体感だと1回あたり5%前後。
このペースだとおそらく40回は無理なんじゃないかと思っています。
試していないので実際のところはわかりませんが。
そもそも40回も出番があったら、他の機器の異常を疑うべきですよね。
ACEZUK ジャンプスターターはハーレー用に最適
そもそも1回のツーリングで7回もジャンプスターターのお世話になるのは異常です。
前日までは1発でエンジンが始動していたんです。
しかしツーリング出発時の外気温は7℃。
前日は気温が高かったので、たまたまエンジンが始動しただけでバッテリー自体は弱っていた(CCA値の低下)と推測されます。
CCAとは、コールドクランキングアンペアー(Cold Cranking Ampere)の略称で、そのバッテリーにエンジンを始動させる能力がどれだけあるかを示す性能基準値です。
引用:カイセ株式会社
ザックリ言うと『冬場の寒い時期でも、エンジンを始動させる能力を示す性能基準値』です。
>>バッテリーの電圧はあるのにバイクのエンジンがかからないのはCCAの低下が原因
こういったケースもあるので、ツーリング時にはジャンプスターターを持っていたほうが安心です。
とはいえ、エンジン始動の度に毎回毎回ジャンプスタートするのはメチャメチャめんどくさいです。
少し古いバッテリーは季節の変わり目に思い切って交換してしまうのもひとつの手ですよね。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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