ハーレーのボルトはインチねじです。
でも、ホームセンターで販売されてるインチのボルトはハーレーには使えません。
なぜなら同じインチのボルトでも、ホームセンターに販売されているものは規格が違うからなんです。
ハーレーに採用されているのは、ユニファイねじ。
ホームセンターで売られているインチのボルトはウィットねじと言って別物です。
なのでユニファイねじは、ハーレーの専門店のオンラインショップで購入するのが楽です。
本記事では……
- ユニファイねじとウィットねじの違い
- ハーレーがユニファイねじを採用している背景
これらを短く簡単に説明していきます。
さわりだけでも知っていて損は無い知識です。
では行ってみましょう。
ハーレーのボルトはユニファイねじ
ホームセンターで主に販売されているのはウィットねじです。
なぜなら日本国内では建築関係などにウィットねじが採用されている背景があります。
日本ではユニファイねじはニッチな存在なんです。
ウィットねじとユニファイねじの違い
ボルト単体でウィットねじとユニファイねじを識別するのは困難です。
頼りになるのは販売時のパッケージのサイズ表記。
サイズ表記の頭にWがついているのが、ウィットねじです。
ウィットねじの特徴と用途
- 規格:イギリス規格
- ねじ山角度:55度
ウィットねじは、イギリスで広く普及していて、車や自転車などの分野で広く使用されています。
ユニファイねじの特徴と用途
- 規格:アメリカ規格
- ねじ山角度:60度
ユニファイねじは、アメリカで広く普及していて工業製品や建設業界で広く使用されています。
ハーレーがユニファイねじを使っている理由
ハーレーダビッドソンがユニファイねじを使っているのは以下の2つの理由が考えられます。
- アメリカで工業製品や建設業界で広く採用されている
- ウィットねじに比べて仕様がシンプル
アメリカで工業製品や建設業界で広く採用されている
前途しましたが、ユニファイねじは、アメリカで工業製品や建設業界で広く採用されています。
そのためアメリカの二輪車メーカーであるハーレーダビッドソンも、ユニファイねじを使用することが自然な選択であったといえます。
ウィットねじに比べて仕様がシンプル
実はハーレー社は1927年までウィットねじを採用したんです。
しかし、ウィットねじの仕様が複雑であったため、より簡素なユニファイねじに切り替えました。
インチ単位で規格化されていて管理が楽なのが理由だそうです。
ハーレーのボルトはどこで買えるか
ハーレーのボルトを買うには通販がオススメです。
冒頭でも述べたように、ホームセンターではハーレーに採用されているユニファイねじは買えません。
(一部販売されているホームセンターもありますが少数です。)
近所のネジを扱う商社でも、一部のユニファイねじは取り扱っていませんでした。
筆者はネオファクトリーオンラインショップを利用しています。
ハーレーの専門店だけあって品揃えが豊富で見ているだけで楽しいです。
いっしょにオイル類をまとめ買いして送料無料ライン(1万円)を超えるようにするとお得ですよ。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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