と言いつつも、ちょっと前まで
ハーレーにフルフェイスは無いと思っていました。
友人の事故がキッカケで渋々フルフェイスヘルメットを被る流れになったワケですが……
もうフルフェイス以外被れない。
食わず嫌いしていた自分を叱ってやりたいです。
安全面での優位性は言うまでまでもありません。
- 意外とハーレーに合うし見た目もカッコいい
- 高速道路も快適
- インカムが目立たない
声を大にして言いたい。
『ハーレーにフルフェイスは全くダサくない』
本記事ではハーレーやアメリカンに合うフルフェイスヘルメットの紹介と、その魅力について解説します。
では行ってみましょう。
なぜハーレーは半キャップのイメージがついているのか
映画やドラマの影響が大きい
映画やドラマは、架空の話です。
でも、ついそれが現実のように受け止めてしまいますよね。
ハーレーに乗る登場人物は半キャップ
古くはイージーライダー、最近だとサンズオブアナーキーでしょうか?
このような映像によって『本場の米国でハーレーに乗る人はハーフヘルメットが定番』と刷り込まれたのでは……と。
俳優さんの顔が見えなくならないようにハーフヘルメットを被っているだけだと思います
『ハーレー=アウトロー』なイメージ
ハーレーが登場する映画は、銃や麻薬がセットが多いイメージです(偏見)
このような背景から『ハーレー=アウトロー』なイメージが刷り込まれたと考えます。
けっきょくこれと対極をなすセーフティなフルフェイスはダサいとされてしまったのではないでしょうか?
半キャップを愛用する人が多い
答えになっていないですよね。
でも、街中で目にするハーレー乗りは半キャップの愛用者が多くありませんか?
筆者もそうでしたが、勝手に『ハーレーは半キャップで乗るバイク』のイメージが刷り込まれていました。
今はだいぶ半キャップ以外を選ぶ人が増えたと思います。
『ハーレーにフルフェイスはダサい』は時代遅れ
米国のハーレー乗りはフルフェイスを愛用する人が多い
米国のハーレー乗りはシンプソン、BELL、ICONのフルフェイスヘルメットを愛用する人が多いです。
日本でも少し前のボバースタイルの流行から、フルフェイスが定着してきました。
最近は個性的でカッコいいフルフェイスヘルメットも出てきて選択肢が増えたのも大きいです。
ハーレー社のラインナップの変化
さらにハーレー社は、これまでの路線と一線を画すパンアメリカンや、水冷スポーツスターをリリースして多角的な戦略をとっています。
このような背景もあり、ハーレーは半キャップを被るべきという概念は薄れてきています。
以上の理由からハーレーのフルフェイスはダサいという考えは時代遅れなんじゃないかと思います。
ハーレーのフルフェイスを選ぶ時の注意点
日本メーカー(アジアンフィット)が望ましい
外国製のヘルメットは、西洋人の頭の形に合わせて作られる傾向があります。
頭のハチが張っている日本人が被ると、頭部が圧迫されて苦痛でしかない。
友人は外国製のヘルメットがどうしても合わず、購入して半月で買い換えました。
お店で少し被ったくらいじゃ気が付かないんですよね。
外国製のフルフェイスはワンサイズ上を選ぶ
どうしても外国製のヘルメットを被りたい。
そうなるとハチの部分の圧迫を避けるために、ワンサイズ上のヘルメットを被る必要があります。
人によっては2サイズ以上アップする必要があります。
とは言ったものの、やはり外国製のヘルメットはオススメ出来ません。
- 頭のてっぺんに無駄な空間が出来る
- 頭でっかちになってしまうので見た目が悪い
こういった制約もフルフェイスヘルメットが避けられてしまう理由なのかもしれませんね。
アメリカンやハーレーに似合うおすすめのフルフェイス
では筆者が実際に見て触って、ハーレーやアメリカンに合うと感じたフルフェイスを3つ紹介したいと思います。
- SHOEI社 EX-ZERO
- BELL社 Bullitt
- SHOEI社 Glamster
筆者の趣向が色濃く出ていますが……
EX-ZERO(イーエックスゼロ)
筆者の『フルフェイスはハーレーに合わない』概念を壊してくれたヘルメットです。
もともとBELL社のMOTO-3で火が付いたビンテージオフタイプのヘルメット市場。
そんな中EX-ZEROはプレミアムヘルメット市場シェア世界NO.1のSHOEI社から満を持して発売されたモデルです。
艶消しブラックのダイナにバサルトグレーのEX-ZEROの相性は抜群です。
国内での人気はもちろんヨーロッパでも人気で引き合いが多く、日本製なのに流通量が少ないっていう……
発売当初は想定を上回る人気で次回の入荷まで半年待ちでした。
EX-ZEROは少し変わり種のフルフェイスヘルメットですが、スーパースポーツバイクを除けば合わないバイクは無いんじゃないかと思います。
Bullitt(ブリット)
Kawasakiのシングルエンジンのバイク(車種不明)を運転する動画を観て、ひとめぼれしました。
いちばん欲しかったフルフェイスヘルメットです。
被った感じも文句なくカッコいい。
しかし肝心のフィット感がイマイチ。
やはり欧米向けの製品なので、どうしても頭のハチの部分が圧迫されます。
筆者はSHOEI社のヘルメットでSサイズを着用しています。
BullittはワンサイズアップしたMサイズでも、若干ストレスを感じました。
ストレスを感じたままバイクに乗っても楽しくないので、購入を見送りました。
Glamster(グラムスター)
ツーリング先で風切り音に悩む友人にEX-ZEROを貸してみたところ、『これはいい!』と、その足でバイク量販店に買いに行きました。
筆者と被るのが嫌でEX-ZEROを避けたそうです。
属性はEX-ZEROに近いです。
どちらかと言うと異端なデザインのEX-ZEROに対して、Glamsterは落ち着いたデザイン。
それでいてレトロで洒落たデザインは合わせるバイクを選びません。
友人のエストレアとも相性が良かったです
ハーレーだからこそフルフェイスを選ぶべきなのでは?
バイクを運転するのにフルフェイスヘルメットは圧倒的に環境はいいし、疲れない。
とはいえ、ハーレーなどのクルーザーにフルフェイスは合わないなんて言う人もいます。
でもハーレーは長い距離を走るためのバイク。
フルフェイスは理にかなっていると思いませんか?
見た目の面もハーレーとの相性は良いです。
捕まらないけど【今すぐハーレーに半ヘルをやめたほうがいい】3つの理由
さらにフルフェイスだったらインカムも目立たずに装着可能。
グループツーリングの機会が多い人にとっては圧倒的なメリットですよね。
>>バイクにインカムを付けるメリット【必要性を体験談を交えて解説】
>>バイクツーリングとは?【人数・距離・目的で呼び方が変わる】
今の時代、ハーレーにフルフェイスはマイノリティでは無くなりました。
周囲の雑音など気にせず自分の被りたいヘルメットを選ぶべきではないでしょうか。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
コメント