先日、バイクツーリングで茨城県北部の『大子町』に行ってきたので紹介させていただきます。
大子町は日本三名瀑のひとつ『袋田の滝』で知られています。
で、他に何があるの?ってなりますよね。
大子町は袋田の滝のイメージしかありませんでした。
たぶん、こんなふうに思っているのは筆者だけでは無いはず。
しかし周辺を散策してみると、あまり知られていない大子町の魅力を発見できました。
本記事では実際に筆者が訪れた大子町のオススメ観光スポットを写真とともに紹介します。
これを知っておけば、袋田の滝へのツーリングがさらに楽しくなりますよ。
ではいってみましょう。
袋田の滝
いわずと知れたド定番スポットですが、一見の価値はあります。
展望台が充実しているので、いろいろな角度から袋田の滝を楽しめますよ。
駐車場
袋田の滝の手前までバイクで行けるか?
ひと昔前は袋田の滝の入口の川沿いに、バイクが並んでいた(無法地帯)イメージがありました。
訪れた日は1台も停まっていませんでした。
昔は『気合の入ったバイク』がたくさん停まっていました。
停めようと思えば停められそうですが、川沿いにバイクを停めるのはグレーゾーンと言えます。
決められた駐車場に停めるのが無難です。
一番近い無料駐車場は町営駐車場
全然近くないです。はっきり言って遠すぎます。
袋田の滝までは徒歩15分。
もう少し何とかならなかったんでしょうか?
袋田の滝の有料駐車場の相場は500円
袋田の滝の周辺は、民間の有料駐車場が多数あります。
お金を払って有料駐車場に停めて、体力と移動時間を節約すべきか悩むところ。
駐車場によっては、100円でバイクを停めさせてくれるところもありますよ。
アクセスと所在地
所在地 | 〒319-3523 茨城県久慈郡大子町袋田3−19 |
営業時間 | 8:00~18:00 (11~4月は9:00~17:00) |
定休日 | 無休 |
問い合わせ | 0295-72-4036 |
生瀬滝
袋田の滝の近くに生瀬滝と呼ばれる滝があります。
たまたま発見しました。
生瀬の滝はバイクではアクセスできないので、袋田の滝から歩いていきます。
つり橋を渡って階段を登れば行けますよ。頑張ってくださいね(意味深)
生瀬滝への行き方
生瀬滝へは袋田の滝のトンネルからアクセスします。
袋田の滝へ向かって歩いていくと、途中で分岐の案内が出ます。
『つり橋』側へ曲がりましょう。
トンネルを出ると吊り橋が現れます。
吊り橋を渡って対岸に向かいましょう。
『袋田自然研究路』の看板がある階段を登ります。
あとはひたすら階段を登るのみ。
20分ほど(ほぼ階段)進むと、生瀬の滝へ辿り着けます。
生瀬滝の周辺はハイキングコース
バイクに乗る格好で行くもんじゃないです。
とはいえ、ハイキングコースだけあって、道中の景色はとても綺麗。
展望台よりも間近で袋田の滝を真上から見下ろせますよ。
しかし、トンネル内の移動を含めて徒歩40分。
往復80分。
生瀬滝を訪れるときは有料駐車場を利用すべきです。
ケチって遠く離れた無料駐車場を利用したのを後悔しました。
月待の滝
水に濡れずに裏側へ行ける珍しい滝です。
インスタで話題のスポットです。
駐車場
月待の滝の駐車場は、車が20台分くらい停められるくらいの広さです。
難点は駐車場に砂利が敷かれていて、傾斜がついているところ。
重量のあるバイクは取り回しが大変です。
写真のように回り込んで停めると、出発する時に楽ですよ。
月待の滝への行き方
月待の滝は『もみじ苑』の敷地内にあります。
もみじ苑は美味しい蕎麦が食べられる店として知られています。
お店の入り口にしか見えないので入りずらいですよね
階段を下って川沿いを歩くと、もみじ苑の店舗の前に出ます。
お店の入り口にしか見えないので入りずらいですよね(2回目)
少し心配になりますが、お店の前を突っ切って大丈夫です。
お店の奥まで行くと、月待の滝の前へ出られます。
小さな滝なので迫力に欠けますが、滝の裏側の景色を見られるのは貴重な体験でした。
アクセスと所在地
所在地 | 〒319-3556 茨城県久慈郡大子町川山 |
営業時間 | 見学自由(夜間立ち入れない場合あり) |
定休日 | 見学自由 |
問い合わせ | 0295-72-0285 (大子町観光協会) |
大子の町のレトロ商店街でランチ
袋田の滝へバイクツーリングで訪れたら近くの蕎麦屋さんでランチが定番。
でも、ありきたり過ぎやしませんか?
ここは少し足を延ばして、大子町を散策してはいかがでしょうか?
大子デパート
建物のデパートではありません。
街全体を【デパート】と銘打っています。
大子の商店街全体がまるで「デパート」。
引用:茨城・県北レトロ商店街『大子デパート』
昔ながらの古い建物や歴史・文化が数多く残る大子のノスタルジックな町並みの中には、様々なお店やサービス、色々なモノ・コト・景色、出会いや出来ごとがたくさん♪そんなレトロで素敵な物をブラッシュアップして皆さんにお届けする「大子デパート」。時代を周って今、子どもの頃にデパートに行って感じた、あの「どきどきワクワク」できる空間がここに生まれ始めています♪
そしてレトロな建物が並ぶ大子町内には、オシャレなカフェが多数あります。
- daigo cafe
- 咲カフェ
- フランボワーズ
今回はdaigo cafeを利用させてもらいました。
daigo cafe
daigo cafeは古民家をリノベーションしたノスタルジックな趣の溢れるカフェです。
店内もレトロな空気感が漂っていて、居心地が良かったです。
メニュー
大子産の食材を使ったメニューです。
今回筆者が注文したのは『奥久慈しゃもカレー』
スパイスが効いているカレーは人気メニューだそうです。
駐車場
daigocafeに駐車場はありません。
お店の前に、駐車場の案内が出ています。
近所の大子町文化福祉会館の駐車場に停めましょう
バイク専用の駐車スペースはありませんが、かなり広い駐車場です。
車の駐車スペースに停めても迷惑にならないと思います。
しかし、困ったのがdaigo cafe周辺が一方通行なところ。
駐車場の入り口を通り過ぎて2周してしまいました。
アクセスと所在地
所在地 | 〒319-3526 茨城県久慈郡大子町大子688 |
営業時間 | 11:00~18:00(季節によって変わります) |
定休日 | 水曜日 |
問い合わせ | 0295-76-8755 |
daigo cafeに駐車スペースは無いので『大子町文化福祉会館』で検索したほうが時間の節約になると思います。
袋田の滝のお土産はアップルパイがオススメ
家庭を持ちの皆さん。
ツーリングに行ったときは、必ず家族にお土産を買って帰りましょう。
お土産で家族を買収すれ喜ばせれば、次回のツーリングも気持ちよく行かせてくれはずです。
大子町はアップルパイ王国
大子町はリンゴの名産地です。
10月の収穫時期はリンゴ狩りを楽しめますが、今回のお目当てはアップルパイ。
妻のリクエストです。
大子町はアップルパイ王国です。
リンゴ農園やお菓子屋さんが思考を凝らしたアップルパイを販売しています。
今回のお目当ては『豊年万作』で販売されているアップルパイ。
まさかの売り切れ。
気持ちを切り替えて、もうひとつの候補の『豊田りんご園』へ向かいました。
豊田りんご園
赤い橋とオシャレな工房が目印です。
1パックでだいたい3人分くらいです。
さすがリンゴ農家が作るアップルパイ。
リンゴが丸ごと入っていて食べ応えがありました。
なお撮影前に食べられてしまったので写真はありません。
軽くオーブンで焼くと美味しく食べられますよ。
アクセスと所在地
所在地 | 〒319-3512 茨城県久慈郡大子町小生瀬3966 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 記載無し |
問い合わせ | 0295-76-0858 |
袋田の滝だけじゃない大子町の魅力
実のところ、袋田の滝を観るためだけに大子町を訪れるのは気が進みませんでした。
ちょっと反省しています。
知らないだけで、魅力がたくさんありました。
茨城県北部のお越しの際は、ぜひ大子町を候補に入れてみてください。
>>茨城県のディープなバイクツーリングスポットを紹介【県北部の観光】
時間に余裕があれば、30分ほどバイクを走らせて竜神大吊橋を訪れるのもオススメです。
通り道の県道33号線は川沿いの景色が良いですよ。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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