茨城県ひたちなか市にある「ほしいも神社」をご存じでしょうか?
言葉のまま、干し芋の神社です。
最近はたびたびメディアにも特集され、ちょっとした人気スポットにもなっています。

人気の理由のひとつがエンタメ性の高さ。

参拝者を楽しませる工夫が施されており、若い方も多くみられました。
今回、そんな話題のほしいも神社にバイクツーリングで訪れてきました。
本記事は、実際にほしいも神社を訪れた感想を正直に書いていきます。
駐車場の情報やアクセスの注意点も載せてるので、バイクツーリングで訪れる際の参考になれば嬉しいです。
【干し芋の神社】ほしいも神社の参拝前に知っておきたいこと
ほしいも神社についてザックリ説明するとこんな感じです。
- 令和元年に「ほしいも神社」が堀出神社の境内に建立。
- ほしいも造りを通じて神の恵みと社会への感謝を表現し、ほしいもづくりの繁栄を祈念。
- 干し芋創始者の小池吉兵衛をはじめとした、干し芋の普及に貢献した5名が神様として祀られている。



創建されてまだ日が浅い神社です。
ほしいも神社の御利益
- 欲しいものは総て手に入る
- 縁結び・夫婦円満・長寿・安産・子授かり・事業繁栄・五穀豊穣
欲しいものは総て手に入る


ほしいも神社のご利益は干し芋にかけて「ホシイモノ(欲しいもの)は総て手に入る」です。
蛇足ですがバイク好きの宮司さんは、ハーレーの限定モデルの抽選販売に応募して見事に当選したそう。



実際に当選した人に初めて会いました。
ご利益の「ホシイモノ(欲しいもの)は総て手に入る」は強ち間違えではなさそうですね。
縁結び・夫婦円満・長寿・安産・子授かり・事業繁栄・五穀豊穣
ほしいも神社の御神木は陰陽の御神木と呼ばれています。


なぜならこの御神木は男性器そっくりの巨木・女性器の巨木、両方でペアのようになっているから。



お参りした47歳の女性の方が初めて双子の男女を授かったそうですよ。
茨城県のバイク神社と名乗っても良いのでは?
境内には2台のバイクが飾られています。
金ピカのバイクは跨って撮影されている方もいて、ちょっとした撮影スポットになっていました。


また、ほしいも神社をバイクツーリングの目的地のひとつにする方も多く、ステッカーや参拝記録がたくさん残されていました。
- バイクの駐車スペースも広く設けられている
- 無料休憩スペースがある
- トイレも完備
このようにバイクで訪れやすい条件が揃っているんですよね。
これもバイク好きの宮司さんの心遣いだと思います。



とても気さくな方で楽しくお話しさせていただいましたよ。
ほしいも神社のアクセス
ほしいも神社のアクセス・営業時間
所在地 | 茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町 172-2 |
問い合わせ | 029-265-9533 |
社務所営業時間 | 10:00~16:00 |
車・バイクを利用の場合
東関東自動車道路「ひたち海浜公園IC」より5分ほどの距離です。
ほしいも神社は道幅が狭い住宅街を抜けた先にあります。
くれぐれも運転には注意してください。
なお、1km先くらいからたくさん看板が出ているので、近くまで来れば迷わず辿り着けます。



方向音痴の筆者でも大丈夫でした。
電車を利用の場合


- JR勝田駅より阿字ヶ浦線に乗り換え
- 終点阿字ヶ浦駅で下車
- 徒歩約2分



電車を下車したら道の先に、ほしいも神社が見えますよ。
ほしいも神社の駐車場
ほしいも神社のバイク駐輪所
バイクの駐輪所はP1
ほしいも神社のバイクの駐輪所はP1です。




阿字ヶ浦海水浴場へ続く道から神社へ向かう坂を駆け上がるとアクセスできます。
バイクを駐輪する際に気を付けてほしいこと
バイクの駐輪スペースは車5台分ほどの広さです。
しかし、困ったことに車が駐車されていることも多々あります。



先ほどの写真でもバイクの駐輪所に車が停まっていましたよね。
とはいえ、一概に車が悪いとは言えないと考えます。
- P1の入り口に「バイク専用」と表示されていない
- 駐車場の白線が車の幅に合わせて引かれている



空いていたら停めてしまう気持ちもわからないでもありません。
1台や2台なら問題ありませんが、グループツーリングでほしいも神社を訪れる時は、後述するP2が広くてオススメです。
駐車場
車は阿字ヶ浦海水浴場方面に進んだ先にあるP2に駐車します。





駐車場の奥に神社にアクセス出来る階段が整備されていますよ。
ほしいも神社の見どころ
ほしいも神社のコンセプトやデザインはアートディレクターの佐藤卓氏の協力によるものです。
佐藤卓氏の名前を知らなくても氏がデザインした作品は一度は目にしたことがあるはず……
例えば「明治おいしい牛乳」のパッケージや「BS朝日」のロゴも氏が代表を務めるTSDOの作品です。



境内は干し芋を意識したデザインのものが散りばめられていますよ。
黄金色の鳥居


紅はるかをイメージした黄金色の鳥居
ほしいも神社の黄金色の鳥居は、干し芋に使われる「紅はるか」をイメージして造られています。
黄金色の大きい鳥居が25基と小さい鳥居が25基が連なる様子は写真映えスポットとしても人気です。
黄金色の鳥居のライトアップ
暗くなると、鳥居がライトアップされ日中と違った姿を見せてくれます。
お時間に余裕があれば、日が落ちてから立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ライトアップは24時までとなっています。
サザコーヒーを提供するカフェ【cafe kuil】


- 1969年創業の茨城県ひたちなか発祥のコーヒーチェーン。
- コロンビア国内で直接コーヒー農園を経営する唯一の日本企業
サザコーヒーの珈琲は飲みやすくて美味しいんですよね。
ほしいも神社内の【cafe kuil】の概要
メニュー
コーヒー、ジュース、デザートが販売されています。
コーヒーは1サイズのみで1杯600円程度です。
店舗内には飲食スペースがありません。
商品提供後は、店舗前のテラスか休憩所を利用しましょう。
cafe kuilの営業時間
定休日 | 不定休 |
営業時間 | 11:00~15:30 |
電話 | 080-3203-9100 |
高台から海が見える絶好のロケーション
ほしいも神社は高台にあるので、景観が抜群。
テラスに座ってみる阿字ヶ浦の海の景色は癒されますよ。
海も近いので風の抜けも良く、真夏日(9月初旬)のわりには涼しく感じました。
ほしいも神社は茨城県の観光名所になっている
都道府県魅力度ランキングでいつも最下位争いを繰り広げていることで名高い茨城県。
ほしいも神社という超新星が現れたことで今後のランキングに変動があるかもしれませんね。
(茨城県民は最下位をネタにしているので、中途半端にランキングが上がったらそれはそれで個性が失われてしまう気がしますが。)
ぜひエンタメ性満載のほしいも神社に訪れてみてください。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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