『おしゃれは足元から』なんて言うけれど、手元だってしっかりした物を身に着けたい。
今回のバイク用グローブ選びにあたっての条件は、筆者の所有するダイナ・ストリートボブとの相性はもちろんのこと、以下の4つです。
- 他のハーレー乗りと被りにくい
- ハンドルを握ったときに突っ張らない
- 渋い
- 安価
上記の条件のもと筆者はデグナー社のレザーツーリンググローブTG-53を購入しました。
実は通販サイトで商品写真を見たときは、全く選択肢の中に入っていなかったんです。
御幣を恐れずに言うと、あまりカッコ良く見えなかったのが正直な感想です。
しかし実物を見ると、思いのほかカッコ良かった。
嬉しい誤算だったのが、予算10000円を大きく下回る価格。
それなのに他の高価格帯の製品と比べても使い心地が劣ることが無かった点です。
本記事ではデグナーレザーツーリンググローブTG-53を買った正直な感想を書いていきます。
渋くてかっこいいグローブをお探しの方は必見です。
TG-53がハーレーにオススメのバイク用グローブである理由
筆者はデグナー・レザーツーリンググローブTG-53の茶色を選びました。
あくまで個人の感想ですが、TG-53は茶色が一番かっこいい。
なお茶色を選んだのは、画一化しているハーレー乗りへのアンチテーゼでもあります。
黒ばかりのハーレーに別の選択肢を
ここのところのハーレー社は、黒いボディにメッキパーツを組み合わせた車体を多くリーリースしています。
そうなると身に着けるアイテムは自然と黒を選びがち。
でも黒ばっかりだと、つまらなくないですか?
ハーレー乗りは黒いグローブが多くて被る
きっかけはパーキングで見かけたハーレーの集団です。
揃いも揃って黒いグローブを装着していました。
せっかく個性的なカスタムをしているのに、なんて味気ない。
なお、筆者も黒いグローブを愛用していました。
ハーレーと茶色のグローブの相性は良い
組み合わせて見るとハーレーと茶色のグローブは相性が良いと感じました。
(筆者のストリートボブにメッキパーツがあまり取り付けられていないのも理由のひとつかもしれませんが。)
試しに革ジャンとも組み合わせてみましたが、思ったよりずっと良い。
茶色のグローブは意外と合わせる服装も選ばないのも新たな発見でした。
クラシカルな見た目と機能性
筆者は古くてクラシカルなアイテムが大好きです。
そうは言っても、本当に古いどこの誰が使っていたかわからないものなんて身に着けたくないじゃないですか。特にグローブは。
その点、デグナー社のレザーツーリンググローブTG-53はクラシックな見た目で、最新の機能を備えています。
ハンドルを握ったときに突っ張らない
これが一番重要でした。
筆者はロングツーリングを好みます。
ハンドルやブレーキ操作をするときにストレスを感じるのは絶対に避けたい。
高額商品も含め何種類か試着してみましたが、TG-53が一番使い心地が良かったです。
デグナーレザーツーリンググローブTG-53の気に入らないところ
満足感の高いTG-53ですが、もちろん気になる点もあります。
- 匂いが強い
- ベルト部分がマジックテープ
- 洗えない
とはいえ、革製のグローブ全般に当てはまる内容でもありますよね。
匂いが強い
試着しただけで、手に革の匂いがメチャクチャ付きました。
時間の経過とともに解消していくと思われますが、苦手な方はインナーグローブを推奨します。
もちろんTG-53に限らず本革を使っているグローブは、使い始めはどれも匂いが強い傾向があります。
ちなみに暖かくなってきたら、冷感仕様のインナーグローブを装着しています。
意外と直接装着するよりもインナーグローブを挟んだほうが快適なんですよね。
ベルト部分がマジックテープ
マジックテープを採用するとチープに感じてしまうのは筆者だけでしょうか?
単純に筆者がマジックテープ自体が好きではないのも理由のひとつです。
テープ部分に糸くずが付くのが嫌なんですよね。
とはいえ、着脱のしやすさを考えたらマジックテープはあったほうが良いし、ベルトの部分のアクセントになっていてカッコいい。
正直、この部分は妥協しました。
洗えない
最近は洗えるグローブが多いですが、TG-53は洗えません。
とはいえ、もともとインナーグローブを装着する筆者にとっては大きな問題ではない。
きっと汚れよりも劣化が先にくるでしょうからね。
どうして洗わなければならないレベルになったら買い替えた方がコスパが良いと考えます。
デグナーレザーツーリンググローブTG-53のサイズ感と着用感
ワンサイズ大きめのものを選びたい
筆者がいつも着用する洋服はMサイズです。
特別手が大きいわけでは無いのに、Mサイズを選んだら少しだけ窮屈に感じました。
もちろん「インナーグローブ装着しない状態で」です。
ただし、これはデグナー社の全ての製品に言えることではなく、TG-53に限ってでした。
もしサイズ選びに迷っているのであれば、ワンサイズ大き目をオススメします。
着用感
グローブ内に手を入れるときに窮屈に感じます。
とはいえ、これは装着、脱着の時のみ。
一度装着してしまえば、程よい余裕があってストレスを感じませんよ。
TG-53は渋くてかっこいいハーレーに相性抜群の革製グローブ
もう少しお金を出せば、外縫い仕立てやスマホタッチ機能が付いたものを買えます。
でも、このような機能って本当に必要でしょうか?
- 外縫い仕立てよりも、重要なのはハンドルを握ったときの操作感
- スマホタッチ機能の精度は素手に比べたら落ちる
筆者のように、グローブとしての性能が担保されていれば良いと割り切っている方も多いはず。
そういった意味ではデグナー社のレザーツーリンググローブTG-53は必要十分な機能が備わっていますし、販売価格も良心的ですよね。
TG-53は他のハーレー乗りと被りたくない方にオススメできるバイクグローブです。
個人的にはTG-53じゃなくても茶色グローブを選ぶ人がもっと増えたら嬉しいと思っています。
1年くらい使用してみたら、良い感じにヤレてきました。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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