- 造作洗面台にしたいけど迷っている
- 造作洗面台のデメリットって?
- 後悔していることは?
『造作洗面台を検討している人は多い』です。
一方で『もっとこうしておけば良かった』とリサーチ不足を嘆く声もチラホラ。

私も事前に調べてデメリットを理解したうえで設計しましたが、後からたくさんの失敗に気が付きました
とはいえ、引っ越して4年経ちますが『造作洗面台にして良かった』と思っています。
この記事では、私が実際に4年造作洗面台を使って感じた『デメリット』と『後悔していること』を紹介します。
造作洗面台を検討している人に、ぜひ読んでもらいたい記事です。


造作洗面台の『失敗談』と『デメリット』
おもな失敗は下記の3点です。
- 水栓レバーの長さ
- メンテナンスの事を考えていなかった
- 『見せる収納』の弊害



使ってみないと気が付けないですよね
水栓レバーが短い
- レバーが短いので、水を止めるときに『ボウルと水栓の間がビッチャビチャ』に濡れる


水栓本体は水が飛び散らないように『シンクの真ん中まで蛇口が届くタイプ』を選びました。
レバーの事なんか頭になかった。


油断すると手を洗った後に水を止めるときに、ボウルと水栓の間がビッチャビチャ・・・





もう雑巾が手放せないです
造作洗面台の『天板の水濡れは出来る限り避けるべき』です。
素材にもよりますが『天板が水に弱い』のは造作洗面台のデメリット。
そのまま放っておくと『カビや水アカで取り返しのつかないこと』になってしまいます。
※木目調のメラミン化粧板なので多少はマシですが。
私たち一族は長年の修行で『濡らさずに水を止める技術』を習得しましたが
お客さんに求めてはいけません。
メンテナンスの事を考えていなかった
- 見た目を重視して排水配管を隠してしまったので、トラブル対応が困難
以前、水漏れ騒ぎ起こりました。



何か床が濡れているぞ…
『排水配管のどこが漏れているんだろう?』
しかし、我が家は排水配管を木製のパネルで封印してしまいました。





塩ビ配管が見えたらカッコ悪いし
おかげで漏れている場所を特定しようにも、中がどうなっているかわからない。


おかげで工務店さんを呼んで『解体・分解の大仕事』でした。



私が配管詰まりを解消するのに
過度な力でスッポンを食らわしたのが原因です
無事に排水配管漏れを解消しましたが、復旧のついでに『簡単にパネルを外せるように改造』してもらいました。
『見せる収納』の弊害
- 生活感を隠せない
インスタやピンタレストを徘徊していると、造作洗面台周りをオシャレに『見せる収納』をしている方が多数いました。
私もそれに憧れたクチなんですが
疲れる。



洗面台周りなんて生活感の塊ですからね
初めの頃は『オシャレに見せよう!』と頑張っていたんですが。
ここは背伸びをせずに『収納部分に扉を付けたり、専用の収納箱を準備するべき』でした。
しかも困ったことに、収納スペースの間口が中途半端なので、
サイズが合う気に入った収納箱がなかなか見つからない。



規格を無視した『造作洗面台』ならではのデメリットですね
収納スペースの大きさも頭に入れたうえで、設計の段階で『どこに何を置くかを考えておくべき』でした。
まとめ:デメリットを理解して【造作洗面台】を選べば失敗を防げる
今回の記事のまとめです。
- 水栓レバーを間違えると天板が水浸しになる
- 見た目を重視しすぎるとトラブル対応が大変
- 『見せる収納は』生活感を隠すのが大変
冒頭にも述べましたが造作洗面台を設計する時に、かなり調べました。
それにも関わらず『使ってみて初めて気が付くところが多かった』です。
この記事では『あえて失敗談を書きデメリットの部分を強調』しました。
とはいえ
- 自分で設計した造作洗面台なので満足度は高い
- 家族に合わせて作っているので使い勝手も良い
なので「造作洗面台にして良かった」と心から思っています。
造作洗面台を4年使って気が付いた『メリット』と『やっておいて良かった事』を紹介
この記事が、造作洗面台で迷っている人の背中を押せれば嬉しいです。
今回は記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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