バイクに乗るときプロテクターが付いているジャケットを着用していますか?
批判を覚悟で書きますが、筆者はプロテクター付きのジャケットが嫌いです。
いかにもバイク乗りって格好は好きになれないんですよね。
そんなアンチプロテクター派だった筆者でしたが、30代後半を迎え安全面を省みるようになりました。
今回購入したのはデイトナ社のSAS-TEC(サステック) バイク用プロテクターHBP-019という商品です。
革ジャンのインナーとしてプロテクターを着込めば、バイク乗り感が目立たないであろうという魂胆です。
残念ながら着用した感想は、プロテクターを着用している感は少ないけど、ゼロでは無い。
理想が高すぎるのかもしれませんが及第点といったところです。
とはいえ、普段着用しているアウターを気軽にプロテクター付きジャケット転用できるのは良い。
筆者のように安全面も大事だけど、出来るだけ街中に馴染む出で立ちでバイクに乗りたいと考えている方にオススメできます。
本記事では実際にSAS-TEC(サステック) バイク用プロテクターHBP-019を着用した感想を詳しく書いています。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
デイトナSAS-TECインナープロテクターをオススメする理由
薄い素材なので夏も冬も着用できる
プロテクター付きのジャケットを季節ごとに揃えようとすると、なかなかの金額になります。
バイク用のアウターって高いですからね。
おまけにクローゼットのスペースも無限にあるわけでもなく、保管場所にも困ります。
これは月2,3回しか乗らない筆者には現実的ではありません。
その点、インナープロテクターを1つ持っていれば、日常で着用しているアウターをバイク用に転用できます。
薄い素材なので、インナーやアウターの組み合わせ次第で夏も冬も着まわせます。
お値段は張りますが、季節ごとにバイク専用のアウターを準備するよりもコスパが高いと考えます。
オススメのインナープロテクターの着方
インナープロテクターは肌着の上に着る
肌の上に直接インナープロテクターを着用するのはオススメしません。
夏の暑い時期に直接着用してみましたが、プロテクターを入れる関係で縫い目が肌に触れるのが気になりました。
筆者が神経質なだけかもしれませんが、薄いインナーの上に着用したほうが良いと考えます。
意外と直接着るより冷感インナーを着たほうが涼しく感じますよ。
夏のインナープロテクター着用例
筆者は夏の暑い時期でも厚手の長袖のシャツを着用しています。
肌の露出は避ける思考です。
しかし、いくら薄手とはいえ、インナープロテクターの上に厚手の長袖シャツはなかなかキツい。
夏場の盆地は地獄でした。
そこで試しにインナープロテクターをTシャツのインナーとして着用してみました。
体感としては厚手の長袖シャツに比べてかなり快適。
バイクから降りてもそれほど違和感が無いのも『〇』です。
もちろん厚手のシャツに比べて安全性は劣りますけどね。
冬のインナープロテクター着用例
冬はプロテクターの下に暖かいインナーを着用します。
インナープロテクターは伸縮性のある薄い素材なので、同じく伸縮性のある薄手のインナーを選ぶとストレスなく着用できると思います。
あとは、ダウンベストなどを着込んでコーチジャケットで包むのが筆者の冬の定番スタイルです。
なお胸、肘、肩、背中にプロテクターが入っているSAS-TECバイク用プロテクターHBP-019ですが、筆者は肘のプロテクターを外して着用しています。
肘のプロテクターが入っているとお気に入りの革ジャンの袖が通らないんですよね。
インナープロテクター デメリット
サイズを間違えるとプロテクターの位置がズレる
デイトナSAS-TECプロテクターHBP-019は普段よりワンサイズ小さめを選びましょう。
なぜなら普段と同じサイズ感覚で選んでしまうと、伸縮性のある素材の特性で肝心のプロテクターの位置がズレてしまうからです。
筆者の体型は168センチ、55キロです。
普段はMサイズを着用していますが、デイトナSAS-TECプロテクターHBP-019はSサイズでちょうど良かったです。
伸縮性のある薄手の素材なので圧迫感は無いですよ。
インナープロテクターのベスト型はオススメしない
位置がずれる
先ほど述べましたが、筆者は肘のプロテクターを外して着用しています。
だったら長袖に比べ価格も抑えられて、合わせるアウターを選ばないベスト型が良いのでは?と思いますよね。
筆者もそう考え、一度ベスト型のインナープロテクターを買ったことがありました。(デイトナ製ではありません)
これは失敗でした。
ベスト型は肩の部分で、すべてのプロテクターを支えます。
構造的に仕方がないことなんですが、プロテクターの重さで素材が伸びてプロテクターの位置がズレやすくなります。
欲しいところにプロテクターがあたらないんです。
もちろん素材の伸びを考慮したサイズを選べば問題なく使えますが、肩から腕でプロテクターを支える長袖に比べるとサイズ選びが難しいと言えます。
重く感じる
前述したようにベスト型は肩の部分で、すべてのプロテクターを吊っている格好になります。
やはりプロテクターも軽いものでは無いので、肩に負担がかかりやすい印象を受けました。
長袖だと、腕全体でプロテクターを支える形になるので、身体への負担は軽減されます。
だからと言って長袖だから疲れないわけではありません。
先日、2泊3日のロングツーリングで着用してみましたが、なかなか上半身の疲れが取れませんでした。
リュックを背負っていた影響もあると思いますが。
ベスト型よりはマシ程度に考えていただければと思います。
保管方法に困る
ハンガーに掛けると全体的に伸びてしまうので、平置きでの保管になります。
しかし、プロテクターを付けたままタンスに保管すると背中のプロテクターが邪魔で場所を取る。
そうなるとプロテクターを抜いて……となるんですが、なかなか出し入れが面倒なんですよね。
毎回洗濯すると、必然的に外すことになるんですが。
筆者はクローゼットでの保管は諦めて、袋に入れてガレージ保管に行きつきました。
夏も冬も使える万能バイクインナープロテクター
長らくアンチプロテクター派だった筆者でしたが、デイトナ社のSAS-TEC(サステック) バイク用プロテクターHBP-019を購入して良かったと思います。
夏も冬もこれひとつあれば、自前のアウターで回せるのは経済的です。
もちろんプロテクターを着用している感はあるし、保管に困ったりすべて満足しているわけではありません。
それでも何となくプロテクターに守られている安心感は大きいです。
実際のところ、事故ったとき未着用に比べたら多少マシくらいでしょうけど。
筆者のように安全面も大事だけど、出来るだけ街中に馴染む出で立ちでバイクに乗りたいと考えている方は購入する価値があると思います。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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