バイク用インナープロテクターは、
「安全性を確保しながらも普段着のように着たい」
「ゴツいジャケットは嫌だ」
そういった方にぴったりなアイテムです。
特に「着ているのが目立たない」タイプは、街乗りでもツーリングでも自然に使えるため人気があります。
本記事では、実際に使用している デイトナ SAS-TEC HBP-019 を例にインナープロテクターのメリット・デメリット、サイズ選びの注意点、夏・冬の着こなし方法まで詳しく解説します。


これからインナープロテクターを選ぶ方はぜひ参考にしてください。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
インナープロテクターのメリットとデメリット
批判を覚悟で書きますが筆者はプロテクター付きのジャケットが苦手です。


ネット上でコミネマンなどとネタにされるくらいですからね。
バイクを降りても普段着のような装いでいたいいっぽうで、安全性も重視しなければならない。
そんな筆者が出した結論がインナープロテクターでした。
インナープロテクターのメリット
インナープロテクターのメリットは薄い素材なので夏も冬も着用できる点です。
これによって季節ごとにアウターを何着もそろえる必要が無くなります。
アウターの節約


プロテクター付きのジャケットを季節ごとに揃えようとすると、なかなかの金額になります。



バイク用のアウターって高いですからね。
いっぽうでインナープロテクターを1つ持っていると、
- 普段着用しているアウターをバイク用に転用できる
- 薄い素材なので、インナーやアウターの組み合わせ次第で夏も冬も着まわせる
わざわざ季節ごとにプロテクター付きの高額なアウターを揃える必要が無くなるので、だいぶ費用の節約になります。



お値段は張りますが、季節ごとにバイク専用のアウターを準備するよりもコスパが高いと考えます。
保管場所の節約


プロテクター付きのアウターの保管は場所を取ります。
これが、春秋用、夏用、冬用とあったらクローゼットがバイク用アウターに占拠されてしまいます。



これは月2,3回しか乗らない筆者には現実的ではありません。
その点、インナープロテクターを1つ持っていれば、オールシーズン対応できるのでバイクに乗らない時でも邪魔になりません。
インナープロテクターのデメリット
プロテクターあるあるですがサイズ選びと保管方法に頭を悩ませるのがデメリットです。
筆者の事例も併せて紹介しますので参考にしていただければと思います。
サイズ選びが難しい
インナープロテクターはサイズ選びが重要です。
なぜならサイズ選びを間違えるとプロテクターの位置がズレてしまいプロテクターの意味を為さなくなってしまうからです。
なお筆者が着用しているデイトナSAS-TECプロテクターHBP-019は普段よりワンサイズ小さめを選びました。


伸縮性のある素材を採用しているので、ワンサイズ小さいくらいでジャストサイズでした。
参考までに筆者の体型は168センチ、55キロです。
普段はMサイズを着用していますが、デイトナSAS-TECプロテクターHBP-019はSサイズでちょうど良かったです。



伸縮性のある薄手の素材なので圧迫感は無いですよ。
保管方法に困る
ハンガーに掛けると全体的に伸びてしまうので、平置きでの保管になります。


しかし、プロテクターを付けたままタンスに保管すると背中のプロテクターが邪魔で場所を取る。
そうなるとプロテクターを抜いて……となるんですが、なかなか出し入れが面倒なんですよね。



毎回洗濯すると、必然的に外すことになるんですが。
筆者はクローゼットでの保管は諦めて、袋に入れてガレージ保管に行きつきました。
インナープロテクターの使い方と着こなし【夏・冬対応】


インナープロテクターは肌着の上に着る
肌の上に直接インナープロテクターを着用するのはオススメしません。
夏の暑い時期に直接着用してみましたが、プロテクターを入れる関係で縫い目が肌に触れるのが気になりました。
筆者が神経質なだけかもしれませんが、薄いインナーの上に着用したほうが良いと考えます。





首回り広く作られているのでインナーにオススメです。
夏のインナープロテクター着用例
筆者は夏の暑い時期でも厚手の長袖のシャツを着用しています。
肌の露出は避ける思考です。
しかし、いくら薄手とはいえ、インナープロテクターの上に厚手の長袖シャツはなかなかキツい。



夏場の盆地は地獄でした。
そこで試しにインナープロテクターをTシャツのインナーとして着用してみました。
体感としては厚手の長袖シャツに比べてかなり快適。
バイクから降りてもそれほど違和感が無いのも『〇』です。



もちろん厚手のシャツに比べて安全性は劣りますけどね。
冬のインナープロテクター着用例
冬はプロテクターの下に暖かいインナーを着用します。
インナープロテクターは伸縮性のある薄い素材なので、同じく伸縮性のある薄手のインナーを選ぶとストレスなく着用できると思います。
あとは、ダウンベストなどを着込んでコーチジャケットで包むのが筆者の冬の定番スタイルです。




なお胸、肘、肩、背中にプロテクターが入っているSAS-TECバイク用プロテクターHBP-019ですが、筆者は肘のプロテクターを外して着用しています。



肘のプロテクターが入っているとお気に入りの革ジャンの袖が通らないんですよね。


まとめ|インナープロテクターで安全とスタイルを両立
長らくアンチプロテクター派だった筆者でしたが、デイトナ社のSAS-TEC(サステック) バイク用プロテクターHBP-019を購入して良かったと思います。
夏も冬もこれひとつあれば、自前のアウターで回せるのは経済的です。
もちろんプロテクターを着用している感はあるし、保管に困ったりすべて満足しているわけではありません。
それでも何となくプロテクターに守られている安心感は大きいです。



実際のところ、事故ったとき未着用に比べたら多少マシくらいでしょうけど。
筆者のように安全面も大事だけど、出来るだけ街中に馴染む出で立ちでバイクに乗りたいと考えている方は購入する価値があると思います。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。








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