ちょっと変わった温泉に行ってみたいと思いませんか?
- ありきたりな温泉に飽きてしまった。
- でも山奥の秘湯までは行きたくない。
そんな方にオススメな温泉が栃木県那須町にある鹿の湯です。
鹿の湯を一言で表すと、管理の行き届いた秘湯。
筆者は鹿の湯が大好きで、バイクツーリングで那須方面を訪れた際は必ず立ち寄っています。
なかなかクセの強い温泉なので話のネタにはもってこいです。
鹿の湯をツーリングプランに加えると、旅がさらに楽しいものになります。
では行ってみましょう。
鹿の湯をバイクツーリングプランに加えて欲しい理由
まずはじめに……
鹿の湯には普通の温泉の感覚で訪れてはいけません。
- 48℃の湯舟を含む温度の違う6つの湯舟がある
- シャンプー・石鹸類が使用禁止
- 何かとルールが緩い
とにかくクセが強いんです。
48℃の湯船を含め6つの湯船がある
鹿の湯には湯温が異なる湯船が6つあります。
温度はそれぞれ、41、42、43、44、46、48℃。
数が多ければ良いってわけではありませんが、エンタメ感があって楽しいですよね。
気持ち良く入っていられるのは44℃まで
気持ちいいと感じられる温度は個人差があると思います。
一般的な肌感覚だと46℃から先はただのガマン大会ではないでしょうか?
何人か48℃にチャレンジしている姿を傍観していましたが、湯船から上がるときは身体中が真っ赤になっていました。
気分が悪くなってしまうと運転に支障をきたします。
バイクツーリングで訪れたときは、ほどほどにしましょう。
高温の湯船にはルールがある
46℃以上の湯船に入る際、先に入っている人がいる時は注意が必要です。
施設内の看板には『お湯に波が立って、先に入っている人が我慢できなくなる』と記載。
これが高温の湯舟を利用する際のマナーです。
もちろん一度入ったら先に入った人が出るまで、ガマンです。
自信が無い人は他のお客さんと一緒のタイミングで入りましょう。
シャンプー・石鹸類が使用禁止
- 鹿の湯は石鹸類の使用が禁止
- 周辺の温泉施設は使用可能
石鹸類で体を洗ってはいけない
気になる人は敬遠してしまうかもしれません。
これは泉質が要因です。
鹿の湯は硫黄泉のため、石鹸やシャンプーは泡立ちにくく、それに伴い、場内が滑りやすくなる危険性があるため、使用を控えて頂いております。
引用:鹿の湯
一方で、このルールが筆者のようなバイク乗りにはありがたい。
どうせバイクに乗るんだから帰宅したらまた風呂に入る羽目になるから、シャンプーや石鹸で洗っても無駄になってしまう。
入浴前はしっかり体を洗い流してから入りましょう
周辺の温泉施設は石鹸類を使える
鹿の湯周辺の温泉施設はシャンプー・石鹸が使えます。
温泉も鹿の湯から引いているので泉質は変わりません。
石鹸で身体を洗えないのに抵抗がある人にはありがたいですよね
何かとルールが緩い
一般的な温泉では考えられないくらいのルール緩さです。
- 入れ墨の規制がない
- 飲み物の持ち込みがOK
- 禁煙
鹿の湯は刺青に対する規制がない
鹿の湯は刺青が入っていても入浴できます。
筆者が訪れた時も立派なもんもんが入った人がいました。
飲み物の持ち込みOK
湯船を囲んでペットボトルのお茶を飲んでいる人がいました。
飲み物の持ち込みを禁止にする施設が多い中、珍しいですよね。
禁煙
浴室に禁煙の看板があります。
そんなの当たり前だろ!とツッコミたくなりますよね。
とはいえ鹿の湯の建物が建てられたのは昭和16年です。
(太平洋戦争が開戦した年)
昭和の初期は浴室で煙草の煙を燻らせていた人がいたのかもしれませんね。
鹿の湯へのアクセスと駐車場
アクセスと所在地
所在地 | 〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本181 |
営業時間 | 8:00~18:00 (最終受付は17:30) |
定休日 | 年中無休(設備改修の為、休日あり) |
問い合わせ | 0287-76-3098 |
那須ICから車で15分ほどです
駐車場
施設を囲むように50台分ほど駐車スペースがあります。
なお駐車料金は無料です。
バイク専用の駐車場が無いので、車が停めづらいであろう端の駐車スペースを使わせてもらいました。
施設利用料金
入浴料は500円(税込み)です。
有料でタオルの貸し出しもあります。
入浴料
入浴料は500円(税込み)。
ただし、クレジットカードやバーコード決済は利用できません。
脱衣所の利用料金
脱衣所の利用料金は無料です。
ただしロッカーでは無くカゴに衣服を置いておくタイプです。
貴重品は100円で利用できるコインロッカーを使用したほうが安心です
貸しタオル
貸タオルはありません。
タオルを持ってこなかった時は入浴記念タオル(400円)を購入しましょう。
自動販売機
500mmのペットボトル飲料が150円で販売されています。
こういった設備は強気の値段設定が多い中、良心的な価格設定になっています。
蛇足ですが、48℃の温泉に浸かった後に飲むポカリは世界一ウマいです。
鹿の湯周辺はツーリングスポットがたくさんある
鹿の湯がある那須高原は観光地なので、周辺にはツーリングスポットがたくさんあります。
今回訪れたのは下記の3か所です。
- 殺生石
- つつじ吊り橋
- 千本松牧場
ではざっくり紹介していきます。
殺生石
国指定名勝【殺生石(せっしょうせき)】
大昔、中国やインドで悪行をつくした「九尾の狐」伝説にまつわる史跡です。狐が化身したといれる大きな岩の周辺では、今なお独特な硫黄の香りが漂っています。
引用:那須町役場
最近、石が割れたと話題になりましたよね。
アクセスと所在地
所在地 | 〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本181 |
問い合わせ | 0287-72-6918(那須町観光商工課 観光振興係) |
入場料
入場料・駐車料金共に無料です。
駐車スペースは15台分くらいです。
駐車スペースの幅が狭いので車で訪れたときは注意しましょう。
バイク専用の駐車スペースは無いので端のほうに停めましょう。
殺生石の駐車場から道路を挟んで向かい側が鹿の湯です。
つつじ吊り橋
那須高原の散策コースに架かる吊り橋
つつじ園地に隣接の八幡自然研究路に架けられた吊り橋です。ツツジ以外の季節でも四季折々の那須連山の絶景を一望できます。橋長130 mで、高さが38 mのところにあります。
引用:環境省
橋の真下を覗けますよ。
アクセスと所在地
所在地 | 〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本 |
『つつじ吊り橋駐車場』で検索しましょう
入場料
通行料・駐車料金共に無料です。
駐車スペースは46台分です。
バイク専用の駐車スペースはありません。
千本松牧場
那須の観光スポットとしても有名な牧場
千本松牧場には季節毎の様々な表情があります。可愛い動物たちとのふれあい。爽やかなサイクリング。温泉や足湯もあり、皆さまの心と身体を癒します。ファミリー、カップル、お一人さま、赤ちゃんからご年配の方まで、楽しい時間が過ごせます。
引用:千本松牧場
『鹿の湯に入って千本松牧場でジンギスカンを食べる』
筆者の定番ツーリングルートです。
お土産コーナーも充実しているので、サドルバッグにパンパンに詰め込んで帰ります。
こうすることで次回も気持ちよくツーリングに行かせてもらえます。
アクセスと所在地
所在地 | 〒329-2747 栃木県那須塩原市千本松799 |
営業時間 | 10:00~17;00 |
定休日 | 年中無休 |
予約・問い合わせ | 0287-36-1025 |
入場料
入場料・駐車料金ともに無料です。
第五駐車場まで整備されていて、1200台分のスペースがあります。
バイクの駐車スペースは第一駐車場の奥です。
車が少ないときは第一駐車場の端に停めています。
鹿の湯をバイクツーリングの目的地にしてみては?
いかがだったでしょうか?
那須高原周辺はツーリングスポットがたくさんあります。
ここに鹿の湯を加えるとツーリングがさらに面白くなります。
(途中で鹿の湯に立ち寄ってツーリングを振り返るのも一興)
ツーリングから帰っても48℃の温泉体験は鉄板ネタになります。
那須方面を訪れる際は、日帰りツーリングも楽しいですが、旅館に一泊してゆったりツーリングするのもオススメです。
ふるさと納税を利用すればお得に旅を楽しむことができます。
どうせならお得に泊まりたいですよね。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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