楽天証券の逆指値注文の『手順・やり方』を解説

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こんな疑問を解決
  • 楽天証券での逆指値注文の『手順・やり方』がわからない

楽天証券のホームページを見ると『逆指値注文そのものについての説明』はありますが、注文手順の説明は端折られてしまっています。

ころつけ

知りたいのは『注文の手順』なんですよね。

筆者は『注文の流れを知ってから取引をしたい』と考えていたので困ってしまいました。

きっと同じように、困っている人もいるのではないでしょうか?

今回の記事では【逆指値注文の手順・やり方】を説明していきます。

順を追って丁寧に説明するので、お役に立てれば幸いです。

この記事を書いた人
  • 投資歴:国内株を中心14年
  • 趣味のバイクの維持費は運用益で捻出
  • ブログ運営:1年
  • 実際に売買した銘柄の情報を発信
ころつけです
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タップできる目次

逆指値注文とは

逆指値注文って何?

まずは逆指値注文について簡単に解説します。

逆指値注文とは、通常の指値・成行注文とは逆に、お客さまが指定した株価(注文条件)以上になったら買付、以下になったら売付の注文を発注する注文形態です。

逆指値注文とは「あらかじめ値段を指定しておいて『株価が上昇し指定した値段になれば買付』『株価が下落し指定した値段になったら売却する売買方法です。

言葉のとおり【指値注文】の逆の取引方法です。

逆指値注文

※図は売り注文の場合です

逆指値注文のメリット

  • ずっとトレンドを見ていなくても済む
  • 機械的に取引が行われるので感情に左右されない
  • 機会損失を抑えられる

一見、短期で運用する人向きにも見えますが『中長期戦略の人でも活用できるツール』です。

筆者は就業中、相場をチェックすることが出来ません。

なので、相場を見れなくても『設定した金額になったら自動的に取引』をしてくれる【逆指値注文】はありがたい機能です。

逆指値注文の手順【楽天証券ver.】

では本題の【逆指値注文】の手順について解説していきます。

『国内株式』をクリック

トップページから『国内株式』をクリックします。

②『売り注文』をクリック

今回は『売り注文』を例とします。

③保有銘柄一覧から『売却したい銘柄』を選ぶ

ここまでは通常の『売り注文』の流れと一緒です。

④現物取引のページで『逆指値』をクリック

隣に『逆指値付通常』の項目がありますが、『逆指値注文』より少し複雑です。

ころつけ

『逆指値付通常注文』は 通常の注文と、逆指値注文を組み合わせて執行する注文方法です。逆指値注文に慣れてからやってみましょう。

クリックすると下記図のような『逆指値注文』のページになります。

⑤『売却数』と『注文執行条件』を入力

ころつけ

今回の例は『3400円以下まで株価が下落してしまったら自動的に売る』です。

注文方法(指値or成行)を指定

逆指値注文における【指値】【成行】については追って解説します。

執行条件を確認

条件を設定した後に(『3400円まで値段が下がる』を条件を満たすまでいつまで待つか?)

取引暗証番号を入力し【注文内容を確認する】をクリックします。

⑧最後に確認画面で【注文】をクリック

これで【逆指値注文】の完了です。

ころつけ

『通常の取引方法と、ほぼ変わらない手順』なので、一度覚えてしまえば簡単です

逆指値注文は【成行】にすべき

逆指値注文は【成行】がオススメです。

なぜなら【指値】してしまうと『せっかく逆指値注文している意味が無くなってしまう』ケースがあるからです。

【成行】にすべき理由

ころつけ

【成行】をすすめる理由を説明していきます

逆指値注文の指定した価格(今回の例だと3400円)は、あくまで証券会社が注文を株式市場に発注する価格だからです。

※トリガーとも呼ばれています

取引例

例えば、下記のような条件で【逆指値注文】を行います。

ところが株を保有している企業の悪いニュースが入り、瞬間的に大量の成行売り注文が入ったとします。

こういったケースでは『指値注文した3400円を飛ばして』一気に3300円まで下落します。

こうなると指値で指定した3395円を飛び越えてしまい、指値の注文が成立しません

ころつけ

せっかく損失を少なくするために注文をしたのに、これでは元も子もありませんよね。

一方で【成行注文】であれば、大量の売り注文が入ったとしても『売買が成立した価格』で取引されます。

ころつけ

それでも損失は大きいですけどね。

なので、確実に損失を回避したいのであれば逆指値注文は「成行」で行うべきです。

最後に:『逆指値注文』は覚えておいて損は無い

株価が指定価格まで下落しなければ『売り注文は発動しない』ので、注文を出すことを身構える必要はありません。

『定期的に注文タイミングをリバランス』さえしておけば、無駄な売却も発生しませんし、大きな損失を被るリスクを回避できます。

逆指値注文をうまく活用して安定した資産運用をしていきましょう!

今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 投資を始めて1ヶ月。全ての銘柄が、じりじりと下がっていました。
    含み損が増していく中、立て直すのが難しそうな銘柄がいくつもあり、3日前 こちらのやり方で逆指値をしてみました。
    少しストレスから解放されました。

    そして、今日の暴落です。
    仕事中だったので、逆指値してなかったら、とんでもないことになっていました。
    いずれにせよ損はしているのですが、大火傷せずに済みました。
    ありがとうございます。

    そして記事中の通り、希望額を飛び越えてかなり下の方で約定しました。
    高い勉強代となりましたが、もう少し続けてみようと思います。

    • コメントありがとうございます。
      本記事がお役に立てて大変嬉しく思います。
      ここ数年は昔と違ってボラティリティが大きく、難しい相場になったと感じています。
      私自身も失敗を繰り返し、何とかしぶとく15年近く生き残っています。お互い頑張っていきましょう。

  • ころつけさん有り難うございます。どの分野でも、このような文句なし!の説明はありません。
    ころつけさんは頭が良い方だと思っています。理解している人は大抵どこかが抜けていて、初心者がわからない知りたい所が抜けているのです。逆指値付通常注文についてもお願いされたい。

    • お褒めの言葉をいただき、恐縮です。
      今後も読者様のお役に立てるような記事を書いていければと考えています。

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