ニンニクの収穫や乾燥のやり方を調べてみると、書いてあることが微妙に違いますよね。

初めてニンニクを栽培した時、どれが正解かわからず困ってしまいました
今年でニンニクを栽培して2年目になります。
1年目の失敗を生かし、今年は無事に美味しいニンニクを収穫する事が出来ました。
この記事では、ニンニクの収穫~乾燥に挑戦する人に向けて『簡単』に『わかりやすい』ように順を追ってやり方を紹介していきます。
私が実際にやっている方法なので、同じようにやれば簡単に『収穫~乾燥』が出来ます。
では行ってみましょう。
ニンニクの収穫時期の判断
植えた時期にもよりますが『ニンニクの収穫時期は5月~6月』です。
ニンニクの実は湿気を嫌います。
『晴れの日が続いて砂の水分が抜けている日』を狙って収穫しましょう。


収穫の目安は『葉の2/3が黄色くなり始めたら』と言われています。
実際のところ、掘りおこしてみないとわかりません。
1本抜いてみて収穫時期か判断しようにも、プランターの家庭菜園です。



1本1本育ち方にバラツキが大きいのでアテになりません
ここは割り切って『1本抜いてみて、ある程度育っていたら全て収穫』してしまいましょう。
なぜなら『ニンニクの収穫時期は梅雨の時期と重なる』からです。
このタイミングを逃してしまうと、次はいつ晴れの日が続くかわからない。
なので、晴れの日が続いた日を逃さず一気に収穫してしたほうが良いです。



カビを防ぐためにも、晴れの日に収穫しましょう
ニンニクを土から引く抜いて収穫
茎を引っ張り出す前に、スコップで実の周りの土を掘ります。





ニンニクはしっかり根を張る野菜です。いきなり抜こうとしても抜けません
ニンニクの収穫後の乾燥
天日干し
ニンニクを掘り出したら、軽く根についた土をはたきます。
土の上で半日くらい天日干ししましょう。


- 乾燥が早まり、カビを抑制できる
- 根に付いた土が乾燥して落としやすくなる
養分の追い込み
元農家の祖母は趣味でニンニクを栽培していたので、時々アドバイスをもらっています。
雨に濡れるのを避けるべきニンニクですが、祖母は『収穫したら2週間くらい畑の上に放置』するそうです。



雨に濡れても大丈夫なの?



大丈夫!気にするな!
- 天日干しだけでは茎を切り落とした時に養分が出てくる
- 茎に溜まった養分を実に追い込む



去年は収穫してすぐに茎を切り落としてしまったので、養分がたくさん出てきてしまいました
祖母は2週間と言っていますが、やはり雨に濡れるのは心配でした。
妥協案として、天日干しが終わった後は『雨があたらないところに移動して3日間』プランターの土の上に寝かせておくことにしました。


確かに土の上に寝かせておくと、葉が乾燥して茎に溜まった養分が実に追い込まれた感じです。
※この工程は祖母のやり方ですので飛ばしてしまっても影響ありません。
ニンニクの根切り
「天日干し~養分の追い込み」が終わったら、ニンニクの根を切り落とします。


根をしっかり切らないと『根から呼吸をして実が減衰』してしまいます。



面倒ですが、必ずやっておきましょう
陰干し
干すときに紐で縛りやすいように『茎を根元から15センチくらい』残して切り落とします。


先ほど記述したとおり、今回は天日干ししてから3日ほど土の上で寝かせて茎を切りました。
追い込みが甘かったらしく、少し養分が出てきてしまいした。





祖母の言うとおりにすれば良かったかもしれません
根と茎を切り落としたニンニクの実を麻のヒモで縛ります。
『直射日光の当たらない風通しの良い場所』に干しましょう。


天候にもよりますが1か月~2か月くらい干しておきます。





これで実が乾燥して長期保存出来る状態になります
ニンニクを干す場所が無い場合



ニンイクは軒下に干すイメージがありますが、最近は軒下が無い住宅も多いですよね
そこでオススメなのがプランタースタンドを作った簡易陰干しキットです。
作り方は簡単。
プランタースタンドに木材の端材を乗っけるだけ。





これだけで、雨からニンニクを守れますよ



私自身も干す場所に困っての苦肉の策でした。
手軽に準備できるので、干す場所に困っている人は一度試してみてはいかがでしょうか?
まとめ:にんにくの収穫~乾燥の難易度は高くない


- 葉の2/3が黄色くなり始めたら収穫
- 半日くらい天日干し
- 雨があたらないところで3日程プランターの土の上に寝かせる
- 1~2カ月、直射日光の当たらない風通しの良い場所に干す
にんにくの収穫~乾燥のやり方は私の祖母を含め『言っていることがバラバラ』です。



それでも収穫~乾燥まで出来ちゃっています
少しくらい失敗しても大丈夫です。
なので、あまり神経質にならず気軽に『ニンニクの収穫にチャレンジ』してみてはいかがでしょうか?
とはいえ迷ったときに、聞く人がいないのは困ってしまいますよね。
(私はすぐ祖母に助けを求めますが)
もし家庭菜園が不安ならば、家庭菜園教室に参加するのも賢い選択だと思います。


今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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