にんにくの植え方を調べてみると、土づくりやら、追肥やら大変そうなイメージがありませんか?
おまけに書いてあることも微妙に違う。

初めてにんにくを栽培した時、どれが正解かわからず困ってしまいました
今年でプランターで、にんにくを育て始めて3シーズン目になります。
昨シーズンは『何とか手を抜けないか』試行錯誤をしながら、無事に美味しいにんにくを収穫する事が出来ました。
この記事では、プランターでにんにくの植え付けに挑戦する人に向けて『簡単』に『わかりやすい』ように順を追ってやり方を紹介していきます。
私が実際にやっている植え方なので、同じようにやれば簡単に『にんにくの植え付け』が出来ます。
では行ってみましょう。
にんにくの植え付け時期


にんにくの植えつけ時期は『9月~10月』が定説です。
でも、私はもう少し時期を後ろ倒しにするべきと考えています。
具体的には10月下旬~11月の上旬あたりがオススメです。
なぜなら、9月、10月の関東地方はまだ気温が高い日があるからです。
植え付けをしてから、気温が高い日が続いてしまうとウイルス性の病気のリスクが高まります。



私は関東の温暖な地域に住んでいるので、なおさらです
にんにくの植え方
ニンニクの種の準備


今回使用するのは【ホワイト六片】という品種です。
地域にもよりますが、毎年8月下旬~9月になると店頭に並び始めます。
どちらかというと『寒い地域向けの品種』ですので、温かい地域には不向きです。
そうは言っても、ちゃんと育って収穫出来ています
植えつける前に、表皮を剥いて球をバラしていきましょう。


ホワイト六片は6~8くらい鱗片が採取出来ます。
この中から、しっかりした大きさの鱗片を選びましょう。



鱗片の大きさは収穫する実の大きさに直結します
バラした鱗片には薄皮が付いています。
この薄皮を剥いて、一晩水に漬けてあげれば発芽が促されます。
私はやりません。



薄皮すら剥かず、そのまま土の中に放り込んでいます
プランターの準備
今回は720型のプランターを使います。
※【720×400×260】の50Lサイズ
このサイズだと6箇所、植えつけることが出来ます。
ニンニクを植えるには最低限これくらい(25センチ以上)の深さが欲しいですね。



収穫の時期には鉢底石に根が達します
土の準備
ニンニクは酸性の土に弱いです。
だからと言ってアルカリ性にしてはいけません。
適正値は弱酸性(PH6.0程度)
植え付けの2週間前から、赤玉土小粒・堆肥・苦度石灰を混ぜて土作りをしていきます。
わざわざ土を作るのも面倒なので、 ホームセンターで売られている野菜用の培養土をそのまま使いましょう。



手間もかからないし、土の配合ミスも防げます



1袋(40L)でプランター(50L) 分を賄えますよ
植え付け
プランターの底に鉢底石を敷き詰めてから土を被せていきます。


(今回も買いそびれたので庭の玉砂利で代用)



石を排水溝ネットに入れておけば処分も楽ですし、再利用もしやすいですよ
敷き詰めた土に、深さ5~8cmの穴を開けていきます。
人差し指をすっぽり土の中に入れるくらいが目安です。




720型のプランターを使うと15センチ以上幅を空けて6箇所植えられます。



そんなにシビアなものじゃありません。だいたいで大丈夫ですよ
にんにくの鱗片の尖っている方を上に向けます。
植えたら新たに土を被せて、軽く手で押し込んであげましょう。




水を与えると土の隙間の空間が埋まるので、カサが下がります。


カサが下がった分は土を継ぎ足してあげましょう。



これで植え付けは完了です
まとめ:にんにくの植え付けの難易度は高くない
- にんにくの植え付け時期は11月上旬がオススメ
- 深さが25センチ以上のプランターが欲しい
- 一般的な野菜の培養土でOK
私は11月に植え付けを行いましたが、10月に植えつけても何の問題もありません。
私は元農家の祖母にアドバイスをもらいながら、家庭菜園をしています。
初めてにんにくの栽培にチャレンジした時は、10月上旬に植えつけをしました。



こんな暖かい時期に植えたらダメだろ
ちなみに昨シーズンは、12月に植え付けをしてみました。



いくらなんでも遅すぎるだろ
結果、無事収穫は出来ましたが、芽が出るまで3週間要しました。



さすがに気温の下がる12月では遅いみたいです
と言うわけで、ある程度いい加減にやっても大丈夫なことがわかりました。
(実証済み)
ですので、あまり神経質にならず、にんにくの植え付けにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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